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2019年6月1日4 分

僕が山派になった理由|3年連続でお盆前にもかかわらず海月に刺されたから

こんにちは。HS広告スタジオの日置です。

今回もHS BLOGに来て頂き、ありがとうございます。

突拍子もない(?)タイトルですが、僕はアウトドアを楽しむ場合は殆どが山になります。海に行く時もありますが、海には入りません。

中学の3年間、お盆前にもかかわらず海月(クラゲ)に刺されたというトラウマがあるからです。行ってもビーチから眺めているだけですね〜^^;

そんな他愛もないことが今回の主題ではないです(^^; w

対話を楽しむ

皆さん、自分と対話していますか?

対話って話し相手がいる場合だけでなく、自分と対話することも可能で、その自分との対話はとても大切だと想っています。

自分との対話は、内観や内省といった言葉に置き換えてもらうと解りやすいかと想います。

仕事柄、ヒアリングや打ち合わせなどで1日中お客様やビジネスパートナーの人達と話している日があります。

人と話す機会はもちろん大事ですが、その一方で、自分の内にある想いや感情と向き合うことはとても大切だと考えています。

だから、自分と向き合う時間も僕は持ちたいと、常日頃から気をつけています。

自分と向き合い、自分の中にある想いや考えを整理する時間が欲しくなります。

空っぽが気持ちいい

自分と対話する時は、僕はほぼ間違いなく山に行っています。海に行く時もありますが、割合的に見ると、山:海=9:1ほどになります。

そして、これは山でも海でもそうですが、全ての情報源をシャットダウンします。何かある時の為にスマホは持っていきますが電源を切っています。音楽を聞くためのタブレットも持っていきません。

でも正直、対話しているかといえばしていなくて、その代わりに(?)、ほぼ無心状態になっています。

山の中に身を置くと、自然と何も考えなくなり、頭の中が空っぽになります。

樹々が重なり合う音とか、鳥のさえずりとか、小川の流れる音とか、風の音とか、自然の中にある音が心地よく自分の内に入って来て、自分が空っぽになっていくのが実感できます。

その空っぽ状態がとても気持ちよく感じます。

整 理

空っぽ状態になるとその日やその週にあったことが全て整理されます。

整理したかった思いや感情が整理整頓されて、それまでの疲れなどもどこかに飛んでいってしまって、新しい自分になったような感覚になっています。

むしゃくしゃしたことがすごく小っぽけに感じて、どうでもよくなります。

逆に嬉しかったことは不思議と、感謝の気持ちが大きくなっていきます。自分は周りの環境や人に生かされている、ということに気づけます。

ひとりを楽しむ

そして自分と対話する時は、ひとりで行動します。

この【ひとりを楽しむこと】も僕は大切だと想っています。

春〜秋の時期にはトレッキングやキャンプ、冬にはスノーボード、と本当に1年通じて山に行っているのですが、『行く』時はひとりです。寂しくないの?と聞かれますが寂しく感じたことがありません。

山に『遊びに行く』時は友達に声をかけますが、単純に『山に行く』時はひとりです。

旅に行く時もひとりです。国内外関係なくひとりです。ただ、旅行に行く時はやはり友達に声をかけます。

空っぽ状態の他に、ひとりになると、自分の感性や感覚、精神、思考などが研ぎ澄まされていく感じになります。

この研ぎ澄まされた感覚も実感しないと人って成長できない気がしているんです。

新しい価値観に出逢える

ただ、実はひとりで行動している時、一切誰とも話さないわけではありません。

対話している時以外では、行く先で出逢った人(地元の人だったり、同じように別地域から来ている人だったり)に声をかけています。

そうすることで、全く新しい超新鮮な情報が自分の内に入って来ます。今まで出逢えなかった人、その時だから出逢えた人の価値観も入ってきます。

この全く新しい超新鮮な情報と価値観も、自分を次のステージへと成長させてくれる要素だと僕は信じています。

寂しくないの、の他に「怖くないの?」とも聞かれます。怖いもの知らずな所が僕にはあり、若い時はそれこそ本当の意味で怖い経験もしましたが、その経験があるからこそ、今は怖くないことの方が多いです。

逆に、自分の思考や価値感が固まっていくことの方が僕は怖いです。

「井の中の蛙大海知らず」/「針の穴から天覗く」

自分がそういった状態になりたくないと想っているからです。

さいごに

友達や家族からのアドバイスも貴重です。

でもそのアドバイスだけを元に自分の考えをまとめるのではなく、そのアドバイスを聞いた後に自分自身で、どのようにして解釈するか、どのように自分の内に落とし込み、何を導き出すか、が大切なことです。

その為にも、ほんの少しで良いから、自分と対話したり、全く新しい情報/感性に出逢って、豊かな人生をみんなが歩み始めたら、世の中から争いは少しずつ減っていくような気がしています。

今回も最後までお読みくださり、ありがとうございます。

_ちょっと押し売り

東海・中部地方の気軽に楽しめる山の写真をほんのちょっと記載しますo^^o

左:伊吹山/中上:上高地/中下:渋峠/右:竜ヶ岳