top of page
HS広告スタジオ シンボルマーク
english
japan
HS広告スタジオ ロゴマーク

名古屋市と四日市市のブランディング専門の広告デザイン事務所

デザインが上手い人が、ディレクターになれるとは限らない。ディレクターやプロデューサーに必要なスキルとは?

  • 執筆者の写真: kyo
    kyo
  • 5 時間前
  • 読了時間: 5分
blog first view

Webデザインでもグラフィックデザインでも、経験年数が4〜5年を超えてくると、多くの人が一度は次のように考えるのではないでしょうか?


  • そろそろディレクターを目指したい

  • デザイナーとしてだけでなくプロジェクト全体を動かせる人になりたい


実際、キャリアの選択肢としてディレクターやプロデューサーを目指すことは自然な流れです。しかし、ここで一つ勘違いされやすいことがあります。それは、

デザインが上手い≠ディレクションが上手い

ということです。この2つはまったく別の能力です。



デザイン力とディレクション力は別のスキル

例えば、優秀なデザイナーは、

  • 美しいレイアウトを作れる

  • 情報整理が上手い

  • ユーザー視点で考えられる

  • デザインツールを使いこなせる

といった強みを持っています。


一方で、ディレクターやプロデューサーに求められるのは、

  • 人を動かす力

  • 状況を整理する力

  • 調整する力

  • 判断する力

です。


つまり、

「作る力」と「進める力」は別物

なのです。


野球で例えるなら、優秀なピッチャーが必ずしも監督になれるわけではありません。監督には監督の能力が必要です。

それと同じです。



ディレクターの仕事は「人」と向き合う仕事

デザイナー時代は、「良いものを作る」ことが仕事です。しかしディレクターになると、「チームで良いものを作る」ことが仕事になります。ここで大切になるのがコミュニケーションです。


例えば同じデザイナーでも、

  • 指示が細かい方が動きやすい人

  • 自由度が高い方が力を発揮する人

  • まず褒められると伸びる人

  • ロジカルに説明されると納得する人

など、性格や特性は様々です。

ディレクターは、その違いを理解しながらチームを動かしていかなければなりません。


【実例】優秀なデザイナーが苦戦したケース

以前、ある制作会社で非常にデザイン力の高いデザイナーがいました。社内でも評価が高く、「次はディレクターだね」

という声も上がっていました。ところが実際にディレクターを任せてみると、思った以上に苦戦しました。

なぜか?


デザインの修正指示が、「なんか違う」「もっといい感じで」「もう少しおしゃれに」になってしまったからです。本人の頭の中には答えがあります。しかし、それを相手が理解できる言葉に変換できなかったのです。

結果として、

  • デザイナーが混乱する

  • 修正回数が増える

  • スケジュールが遅れる

という状態になりました。

デザイン力は高い。でもディレクション力は別だった。そんな典型的な例でした。


image pic 01
スケジュールは必ず崩れる

もう一つ、ディレクターに必要なのが柔軟性です。なぜなら、プロジェクトは計画通りに進まないからです

本当に進みません 笑


例えば、次のようなことは日常茶飯事です。

  • クライアントから返事が来ない

  • 写真素材が揃わない

  • 突然仕様変更が入る

  • メンバーが体調を崩す


新人の頃は、「なんで予定通り進まないんだろう」と思います。しかし経験を積むと、「予定通り進まないのが普通」

だと分かってきます。ディレクターは、そういった状況を前提としてプロジェクトを進めます。


だからこそ、下記のような対応スキルは必然的に求められます。

  • 優先順位を変える

  • スケジュールを引き直す

  • クライアントに説明する

  • メンバーの負荷を調整する



ディレクターに必要なのは「言語化力」

4〜5年目のデザイナーに最も意識してほしいことがあります。それは、言語化する癖をつけることです。

例えば、「このデザイン、なんかいい」で終わらせないこと。


代わりに、

  • なぜ良いのか

  • 何を意図したのか

  • どんな効果を狙ったのか

を説明できるようになることを意識しましょう。


例えば、「なんか見やすい」ではなく、「余白を広く取り、視線誘導をシンプルにすることで、情報理解の負荷を下げている」と言えるようになることです。この訓練が、未来のディレクション力につながります。


image pic 02
現場経験は絶対に必要

ここまで読むと、「じゃあコミュニケーションが上手ければディレクターになれるのか?」と思うかもしれません。

しかし、それも違います。なぜなら、現場を知らないディレクター/プロデューサーは信頼されないからです。


  • デザイナーがどれくらいの時間で作業できるのか

  • 写真撮影ではどんな問題が起きやすいのか

  • コーディングでどんな問題が発生しやすいのか


経験があるからこそ、現実的な判断ができます。上記のようなリスクマネジメントがしっかりと持てます。そのため、ディレクションはもちろん、チーム編成もできるようになります。


つまり、ディレクター/プロデューサーには下記すべてが必要となります。

  • 現場経験

  • コミュニケーション力

  • 柔軟性

  • 言語化力



デザイン歴4〜5年の人へ

もし今、「ディレクターになりたい」と思っているのであれば、まずは肩書きを目指さなくても大丈夫です。

その代わり、


  • 打ち合わせで議事録を取る

  • 提案内容をまとめる

  • スケジュールを作る

  • 後輩にフィードバックする

  • クライアントとのやり取りを担当する


こうした小さな経験を積んでみてください。



さいごに

実はディレクターになる人は、「ディレクターになろう」としてなったというより、気づいたら周囲から相談されるようになっていた人が多いです。


デザインを作る力はもちろん大切です。しかし4〜5年目からは、「どう作るか」だけでなく、「どう伝えるか」「どう進めるか」「どう人を巻き込むか」にも目を向けることが大切です。その経験があなたの、デザイナーとしての市場価値を大きく引き上げてくれることになっていきます。今回の記事が参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!



HS広告スタジオでは、固執することなく柔軟性に富み、最適な手法で「心を揺さぶるコミュニケーション創造」という本質作りを最も重要視しています。

どんなことでも気軽にご相談ください!


link image pic

bottom of page