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  • 執筆者の写真saygo

SNSの活用とビジネスの成長の関係性

更新日:2020年12月16日

こんにちは。今回も僕たちのHS BLOGに来て頂き、ありがとうございます。


今では老若男女、多くの人がFacebookやTwitter、LINEといったSNSを身近に感じていると想います。ニュースでも当然のように言葉にされていますし、年齢に関係なく毎日使っている人はたくさんいます。




SNSとの相性を見極めよう

流行り廃りもあり、利用者が減ったとか、若い人に人気のSNSはこれ、●●代の人に人気なのはこれ、といった記事や言葉を見たり聞いたりすることもあると想います。


僕たちもWebサイト(以下、Web)の制作依頼を受ける時に「SNSとの構築もお願い」と言われることが殆どです。そして「最近、Facebookって利用者さん減っているって聞くけど、やらない方が良いの?」なんてご質問も受けます。


実はビジネスをやる上で、どのSNSが良い、どのSNSが悪い、なんてことはありません。SNSの活用は業界や業種によって相性があります。目的/目標によっての相性もあります。そしてもちろん、ターゲット層によっても使った方が良いSNS、使わない方が良いかも(?)なSNSもあります。




SNSはコミュニケーションの場

会社や個人でビジネスをしている場合、SNSを活用することは僕は必須だと想っています。Webは寝ている間も営業してくれているなんて言葉を耳目に触れたことはあると想います。SNSはその営業ツールであると同時にリアルなお客様やファンとのコミュニケーションの場にもなっています。


ビジネスや事業の一方的な情報発信だけのツールだけでなく、それら情報を受け取ってくれるお客様やユーザーとのコミュニケーションの場として活用することで、お客様やファンとの交流を深めて、距離を近づける役割を持ってくれています。


そして、集客に大いに役立つツールでもあります。実際、HS広告スタジオではSNSは欠かせない存在(ツール)です。SNSで集客出来ている率は顧客数全体の80%にもなり、さらにSNSからご相談があったお客様との成約率は90%を超えます。


僕たちがどのようにしてSNSを活用して、集客し、お客様とお付き合いしているかをご紹介していきます。


HS広告スタジオではFacebook、Twitter、Instagramの3種類をメインとして活用しているため、今回はこちら3種類のみのご紹介となります。





Facebook(フェイスブック)

自分の投稿だけでなく友人の投稿もまとめて見えるニュースフィードの表示アルゴリズムが2019年に入った時に大きく変更されています。それからは毎年、バージョンアップ/ブラッシュアップをされています。


そのため、Facebookページのリーチが少なくなる傾向が続いています。また、顕著な傾向として、広告ではなく、おすすめのページや友達がコメントした投稿が表示されることが多くなっています。この様なアルゴリズムの変更により、投稿する内容の品質が高くても成果に結び付きづらくなる、ということも踏まえて運用していく必要が出て来ています。


  • アルゴリズムとはコンピューターで計算を行う時の計算方法のことですが、別の表現をすると、何かを行うときの方法/手法、が解りやすいと想います。


Facebookは実名での利用を原則としています。その為か、他のSNSよりも利用者の年齢が高い特徴があると言われていますが実際には20〜30代の年代でもFacebookに登録している人はたくさんいます。


投稿といった利用はしていなくても、登録をして情報収拾のツールとして活用している人は大いにいます。このことは世界的に見ても、登録者が増加し続けていることからも想像に難くないと想いますし、HS広告スタジオのFacebookページのインサイトを見ると顕著にそのことが解ります。また特に、独立起業したい人や、専門的な職業の人の情報収拾の場ともなっている為、丁寧で解りやすい投稿のほうが受け入れられやすくなります。


  • Facebookインサイトとは、Facebookページの管理者が確認できるFacebookページの分析機能です。Facebookページのいいね! の推移、投稿の反応、ユーザーの属性などを確認できます。


そしてFacebookは広告メニューが豊富にあり、リターゲティング、フィード広告などの出稿も可能です。ターゲットの地域や年齢、国籍、使用言語といったことが細かく設定でkる為、ピンポイントで広告をしたいという時は、Facebook広告を試してみるのも良いと想います。



_常設のフリーペーパー


上記の様な特性や利用者の傾向がある為、お客様やファンにとって、ここに行けば必ずあるツールといった役割を持たせてFacebookを活用しています。


駅や公共施設内に常設されているフリーペーパーをイメージしてもらえると解りやすいかと想います。


お客様が知りたいであろう内容や近況などが丁寧に載っている媒体。ただ読むだけでなく、見てもすぐに何が載っているのか解る写真やイラストも投稿したり、商品を載せる場合は、使用感や使用後の成果、仕様などを。実績を載せる場合は、誰が何の目的で欲し、どの様な結果になったかなどを丁寧に、でも簡潔に載せています。


また最近の業界や業種の動向・流行り、専門的なことなどを書いたブログ記事を紹介することで、ここでしか知り得ない情報もあるんだよ、と想ってもらえる様にしています。ただそれだけではあまりにもビジネス色が強くなるので、個人的は趣味や、最近身近にあった日常的なことも入れることで、親近感を持ってもらえる様にしています。


親近感や距離が近いと思われると、相談しやすくもなりますからね。





Twitter(ツイッター)

Twitterは、気軽に、気負わず投稿できるSNSです。日本国内に一般的にSNSが大きく普及したのもTwitterに寄る所が大きいと思っています。


有名人や芸能人だけでなく、政治家の人までTwitterで発信しているようにサクッと投稿/発信できるSNSは他にないと想います。そして、ツイートの内容や雰囲気に合わせてフォロワーと言われるユーザーとのコミュニケーションも活発に行われています。ユーザーと一緒に話題を楽しむ、おしゃべりをする、といったようなツイートが出来ます。こういった活用法によって、フォロワーから好意的な認知が見込めるようになってきます。


  • もともとTwitterのサービス名は「呟く」の語源である「tweet」から誕生したと言われています。


フォローやリツイートを利用したプロモーションで、アカウントの発信力を高めて、フォロワーを増やす施策も有効です。参加/反応しやすくアカウント名の印象が残りやすい情報の発信や企画で、フォロワー増加はもちろん、その後のエンゲージメント向上を図ることも出来ます。


むしろ今では、むやみにフォロワーを増やすよりも、発信の内容に共感し、反応してくれるフォロワーを増加させることををお勧めします。その為にも、リアルタイムな情報/話題をツイートし、フォロワーが反応(参加)したくなるようなコンテンツのプロモーションやキャンペーンを企画しましょう。アカウントや発信内容と関連するキャンペーンを企画しプロモーションをすることで、離脱(フォロー解除)を減らすことができます。


ここ数年で大いに取り上げられるようになった炎上ツイート。アルバイトが悪ふざけしている姿を動画として投稿したり、差別や偏見で傷つけたりするヘイトツイートだったり、自分は意図していなくても別の意図で捉えられて炎上してしまうことも考慮しなくてはなりません。そんな中、米Twitterは6月6日(現地時間)、サービス上で許容される行為を規定する「Twitterルール」をシンプルに改定したと発表しています。


新しく起こる問題に対処するために新ルールを追加したり、既存ルールの更新を繰り返していましたが、そのことが返って、ルールをより難しく理解しにくいものとなっていた為、対処したようです。


これまで約2500ワードあったルールを600ワード以下にまとめ、Twitterで許されていない行為を明確に説明しています。日本語サイトにも反映されていますのでぜひ一度、目を通されることをお勧めします。


【Twitterルール】



_折り込みチラシ


僕たち、HS広告スタジオではTwitterを折り込みチラシのような位置付けで活用しています。Twitterを使った人はもちろん、チラッと目にした人も解ると想いますが、ドンドンと情報/ツイートが流れていきますよね。ほんの少し前のツイートですら、過去のようなものとして見てしまう時があると想います。


毎日、日替わりで新聞に挟まってくる折込みチラシのような感じだと想いませんか。同じ内容の時もあるし、曜日や月によって内容が変わる時もある折込みチラシ。まさに旬の情報、リアルタイムな情報、その地域でしか発信していない情報、と様々な使い方があるチラシ。


そのように同じツイートの時もあれば、曜日によって変えたり、時間帯によって変えたり、期間限定のキャンペーンを企画発信したりしています。また、その時にいる現場でしか体験出来ない、リアルな光景や体験をツイートする時もあります。


このような活用法でフォロワーを増やす、というよりは、普段からお付き合いのあるお客様やファンと交流したり、貴重な情報を受け取って頂けるようにTwitterを活用しています。





Instagram(インスタグラム)

まず最初にご紹介、というかお伝えしたいことは、Instagramは今後最も影響力が伸び続けていくSNSになる、ということです。最も活用に力を入れたいSNSとなっていきます。


2019年2月に発表された事として、世界の月間ユーザー数は10億人、日本国内の月間ユーザーは2,900万人を突破し、Facebookの月間アクティブユーザー数を超えたようです。そして今でも増え続けているそうです。



“日常を楽しむツールへ”


Instagramは「インスタ映え」といった言葉が流行したくらい「映え」を意識した写真を投稿する傾向が強いですが今後は、「映え」はあまり必要とはされない傾向にあります。このインスタ映えはどちらかというと「盛る」といった行為ですよね。「盛る=非日常/フォトジェニック」なことです。今まではこのインスタ映えでフォロワーや“いいね!”を増やしていた利用者が多かったと想いますが、これからはインスタ映えは通用していかなくなります。


これから流行るというか、受け入れられていくこと/内容はリア充です。


盛る行為や、インスタ映えをやりすぎているフォトジェニックよりも今後は、共感してもらえる日常感を写し撮った写真が受け入れられやすくなっていきます。もう少しだけ解りやすい説明にすると、ゆったりとして日常を楽しんでいる写真/投稿が、受け入れられやすくなっていきます。


で、この感覚は「チル」と呼ばれています。これはゆったりとしている状態を表す言葉として10代の人たちを中心に使われ始めています。このチルは英語の「Chill」からきているようです。Chillはスラング(俗語)として、「のんびりする/落ち着いている」といった意味があります。



“いいね が見えなくなる”


観光地でのマナー違反や犯罪、命を落とすユーザーもいるなど、より多くのいいねを獲得するための過剰な行動が多くなってきていることはご存知かと想います。こういった事案も踏まえてInstagramは、ツール上で見られる「いいね」と「フォロワー」の数を見えなくするテストを今年の5月から、一部の利用者を対象として始めています。今までは欧米が中心でしたが日本でも一部の利用者を対象に始まっています。


Instagram本社はテストの理由として「友人がどれだけ多くのいいねを獲得したのではなく、シェアした写真や動画を純粋に見て楽しんでほしい」と説明しています。完全に見えなくするテストだけでなく、フォロワー数を控えめに表示したりするなど新しいデザインのプロフィールも一部のユーザーに試験提供を始めています。


今後、「いいね」や「フォロワー」の数が、認知度や集客にはそれほど影響を及ぼさないと考えられます。


ただ、これは所謂フォロワーやファンが見れなくなるのであって、投稿者自身は今まで通り確認出来るようです。そうでないと投稿者も楽しめなくなりますからね。


でもここで気が付いて欲しいのは、フォロワーやファンは投稿者の人気の有無や、インフルエンサーとしての影響の有無を知らずにフォローしたり、いいねをする方向になっていく為、如何に好印象を持ってもらえるか、ファンになってもらえるか、ということをしっかりと考えて発信/投稿していく必要があるわけです。そうすると先の「日常を楽しむ」にも繋がると容易に考えることが出来ますよね。



“ショッピング機能が強化”


一般のアカウントには、投稿内にリンクを貼ることは出来ません。その変わりに(?)、ECサイトに誘導しやすくなるショッピング機能が強化されました。このショッピング機能により、Instagramの投稿からECサイトの特定の商品に誘導出来る、Webサイトのサービス説明を見てもらえるといった活用が可能となりました。


投稿した画像にショッピングタグを挿入して、商品説明やECサイトに誘導する、もしくはそのまま購入する、といった活用も考えられるようになりました。そしてこのショッピング機能は、Instagramストーリーズや動画の投稿にも使えるようになりました。写真よりも、動画のほうが特徴をしっかりと伝えられる商品の場合は、積極的に活用したいですよね。


さらにショッピング機能を使った投稿がある場合は、ビジネスプロフィールに「ショップ」ボタンを表示出来るようにもなっています。プロフィールページをショーケースのようにして、自社ECサイトに誘導するといった活用も考えられます。



_専門の情報雑誌


こういった傾向が強くなりつつあるInstagramを僕たちは「専門の情報雑誌」といった位置付けで活用しています。


これからも写真を中心としたビジュアルで訴求できるSNSツールですが、写真だけでなく、文章でも丁寧に説明出来るSNSツールでもあります。


僕たちが心掛けているのは、解りやすく興味が湧いて、親近感を覚える写真/ビジュアルの投稿。さらにそれがフォロワー/ユーザーの日常に投影出来る投稿/コンテンツを心がけてること。そうすることで、自然な流れでそこにある文章にも目を通して読んでくれるようになります。


今後のInstagramは、写真/ビジュアルを見て、興味を持ってもらい、中身を読んでもらう、確認してもらう。そして気に入ってもらえれば、購入してもらったり、サービスを受けてもらえる。しかもそれらは本当にファンになってくれた人がわざわざ足を運んだりネットで買いたいと想ってもらえるものになる。


まさに雑誌のような役割を持っていると僕たちは感じています。しかもインターネットを通じて発信出来るため、決してクローズな世界にはならずに、オープンな場所でより強固なファンやお客様を獲得できる役割をも持ってきます。


そのInstagramが今後は、ゆったりと楽しんでいる日常をより届けやすくなるSNSツールになって、よりお客様やファンとの距離が縮まることになっていくことを想像すると、ワクワクしてきます。







まとめ

今回はじめて、Facebook、Twitter、Instagram、と3つだけですが具体的にSNSのことを書きました。他にも数多くSNSはあります。LINEであったり、Tumblrであったり、Linkedinであったり、実はYouTubeもSNSに当たります。YouTubeは動画系のSNSになります。


ビジネスをしていると全部やった方が良いんじゃない、と思われる方もいますが、全部やっても効果は正直ありません。数打ちゃ当たる的な施策では疲れるだけで効果は出ません。


ターゲット層に合わせて、お客様が何をどんな風に望んでいるか、望んでいるものをどんな風に使っているかを考えて、取り入れて運用/活用していくことが重要です。そしてその先のゴールはやはり自社のWebサイトになります。


いくらSNSを上手に活用しているといってもWebサイトにきて、よりきめ細やかな情報やコンテンツを知り得て頂かないとビジネスの成長はありません。SNSはあくまでも、ビジネスへの興味を持ってもらえる場や入り口といった位置付けでいてください。Webサイトには、いつでも営業してくれているといった役割の他に、ブランディングといった大きな役割があります。そして資産にもなっていくものでもあります。



ターゲット層や本格的な運用/活用は秘密とさせて頂きたいのですが、ここで弊所の事例をひとつご紹介します。


事業がスムーズに進んでいて、次のステップにレベルアップしたい方をイメージして運用しているケースです。この運用法によって、


「Webサイトをリニューアルしたい」

「ブランド力を付けたい」

「支店・支社を強化したい」

「販促ツールを充実させたい」

「リクルートを強化したい」


といった内容のご相談やご依頼を頂けています。そして僕たちで施策&対応した結果は、90%を超えるお客様に成果を得たと感じてもらっています。SNSは計画性を持ってしっかりと戦略的に運用/活用していけば、リアルなお客様やファンとのコミュニケーションの場としてだけでなく、成果を出してくれる強力なビジネスツールにもなります。


かといって肩肘張らずに楽しんで利用することが大前提だと、僕たちは考えています。


SNSの運用/活用において、ビジネスの成長のお役に立てると想いますので、ぜひどんなことでもHS広告スタジオに気軽にご相談くださいね。


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

(執筆2019年7月22日/加筆・修正2020年12月19日)


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