経営者は、本当にSNSから顧客を探しているのか? 経営者に見つけてもらうための施策をご紹介!
- tetsu

- 13 時間前
- 読了時間: 6分

「これからはSNSをやらないと」
企業の方と話していると、そんな言葉を聞くことはまだまだ、あります。
確かにSNSは便利
会社を知ってもらえる。考え方を発信できる。人柄も伝えられる。以前なら広告費を払わなければ届かなかった人にも、自分たちから情報を届けられます。だから、SNSをやること自体には私も賛成です。
ただ、少し気になることがあります。SNSを頑張ることが、いつの間にかマーケティングそのものになっていないでしょうか。特に、経営者を相手にするBtoBのビジネスでは、少し違った見方も必要だと思っています。
経営者がSNSを見ているとは限らない
SNSを使っている人は多いです。
しかし、「SNSを使っている」ことと、「仕事の情報をSNSから探している」ことは同じではありません。
仕事上でSNSを利用している人は、各種調査を見ると決して多数派ではありません。
仕事に必要な情報を調べるときには、
Googleなどの検索エンジン
知人や取引先からの紹介
業界メディア
企業のWebサイト
こうした方法も依然として大きな役割を持っています。特に中小企業の経営者の場合、
「誰かいい会社知らない?」と知り合いに聞く
会社名を教えてもらう
その会社をGoogleで検索する
Webサイトを見る
この流れは、今でも普通にあります。

SNSは「集客装置」というより「認知装置」
ここでSNSの役割を整理してみます。
SNSには、
知ってもらう
思い出してもらう
人柄や考え方を知ってもらう
という大きな力があります。
一方で、その場ですぐに問い合わせてもらうことだけを期待すると、少し苦しくなります。
特に単価が高いサービスほどそうです。
Web制作
ブランディング
コンサルティング
採用支援
士業
法人向けサービス
こうした仕事を、SNS投稿を一つ見ただけで即決する人は多くありません。
SNSで知る
少し気になる
プロフィールを見る
会社名を検索する
Webサイトを見る
実績を見る
考え方を読む
そして、問い合わせる
実際には、いくつもの接点を通っていることが多いはずです。だから私は、
“SNS=知ってもらう・思い出してもらう場所”
と捉えた方が自然だと思っています。
大事なのは「SNSの外側」
SNSを頑張っている会社ほど、一度確認してほしいことがあります。
“SNSを見た人が、その次にどこへ行くのか”
例えば、Instagramを見た。会社名が気になった。Googleで検索した。そこで出てきたWebサイトが,,,
古いデザインのままだったら?
サービス内容がよく分からなかったら?
実績がほとんど掲載されていなかったら?
おそらく、その人の気持ちはかなり冷めます。SNSでは一生懸命発信しているのに、最後に判断される場所が弱い。
これでは、かなりもったいない。
SNSを強くするなら、それと同時に、検索された後の景色も整えておく必要があります。
経営者向けなら、この流れを作っておきたい
私は、BtoB企業の場合、ざっくり次のような流れを意識するといいと思っています。
SNS・紹介・広告
会社を知る
Googleで検索する
Webサイトを見る
実績・サービス・考え方を確認する
問い合わせる
重要なのは、一番上だけではありません。SNSは、この流れの入口の一つです。紹介も入口です。検索も入口です。
でも、その複数の入口から来た人を受け止める場所が必要になります。その中心にあるのが、Webサイトです。
だから私はWebサイトを、単なる広告媒体というより、「信頼を受け止める場所」だと考えています。

SNSをやらない方がいい、という話ではない
ここは誤解されたくないところです。SNSはやった方がいいと思っています。
ただ、SNS「だけ」を頑張らない。これが大事です。
SNSで発信する
ブログを書く
検索されたときに情報が出てくる
Webサイトに実績を蓄積する
紹介されたときに安心してもらえる会社情報を用意する
これらは別々の施策ではありません。全部つながっています。
むしろ、SNS → ブログ → Webサイトのように、自社が持っている情報をつなげていく。この方が、一つひとつの発信も資産になっていきます。
「SNSを頑張っているのに問い合わせが来ない」の正体
毎日のようにSNSを更新している。フォロワーも少しずつ増えている。投稿への反応もある。
でも問い合わせが増えない。という状態なら、原因はSNSではないかもしれません。
SNSを見た後に、「この会社に相談してみよう」と思える材料が足りていない可能性があります。
誰のための会社なのか
どんな課題を解決してくれるのか
どんな仕事をしてきたのか
なぜこの会社に頼むのか
どんな人が対応してくれるのか
その答えをWebサイトやブログの中に置いておく。SNSは、その場所へ人を連れてくるための入口です。
見直すなら、この順番で
では、具体的にどこから手をつけるか。私は、いつも次の順番をおすすめしています。
1. トップページの「最初のひと画面」
検索してWebサイトに来た経営者が、最初に見るのはここです。
スクロールする前の、一番上の画面。ここで「何をしている会社か」が一目で分からないと、人は静かに離れます。
経営者は忙しい職業です。 3秒で判断されると思っておいた方が無難です。
立派なキャッチコピーより、「誰の、どんな課題を解決する会社か」が伝わることの方が、ずっと大事です。
2. 次に、実績
最初のひと画面で興味を持った人が、次に探すのが実績です。
この会社は、どんな仕事をしているだろうか
うちと同じ規模の会社を、手がけたことがあるだろうか
これを確認したいのです。
実績が少ないなら、数を並べる必要はありません。1つでいいので、「どんな課題を、どう解決したか」まで書きましょう。数より、中身です。
3. 最後に、サービスの説明
意外に思われるかもしれませんが、サービス紹介は最後で大丈夫です。
「何ができるか」を語る前に、「誰のための会社で、どんな実績があるか」が伝わっている方が、サービスの説明もすっと入るからです。
順番が逆だと、どれだけ丁寧にサービスを説明しても、「あなたは誰?」で終わってしまいます。
この順番には、理由があります。
経営者がWebサイトを見るときの、気持ちの動きに沿っているからです。
何の会社か分かる(最初のひと画面)
信頼できそうか確かめる(実績)
具体的に何を頼めるか知る(サービス)
この流れが整っていると、SNSや紹介で来た人が、最後まで迷わず進めます。

SNSを見ていない人にも、届く会社
マーケティングを考えると、どうしても今流行っている媒体に目が行きます。
Instagram
X
Threads
YouTube
TikTok
どれも使い方次第では大きな力になります。ただ、自社のお客様がそこにいるとは限りません。
特に経営者向けのビジネスなら、「SNSをどう伸ばすか」だけでなく、「SNSを見ていない人にどう見つけてもらうか」まで考えておきたいところです。
SNSも使う。検索にも備える。紹介されたときにも強い。Webサイトを見れば安心できる。そうやって接点を一つずつつないでいく。私は、それがこれからのBtoB企業の情報発信には必要なんじゃないかなと思っています。
SNSの外側、できていますか?
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