SNSを見ていない経営者に、どうやって見つけてもらうか。具体的に解説しています。
- tetsu

- 13 時間前
- 読了時間: 6分

経営者は、仕事の相手をSNSだけで探しているわけではありません。
検索
紹介
既存のつながり
このように、SNSを見ていない人にも届く経路は、ちゃんとあります。
(このあたりの前提は、前の記事「経営者は、本当にSNSから会社を探しているのか」で詳しく書いています。まだの方は、そちらもどうぞ。)
当記事では、その一歩先。
「では、SNSを見ていない経営者に、どうやって見つけてもらうか」という、入口の作り方を整理してみます。
前の記事は「受け皿」、この記事は「入口」
少しだけ整理します。
前の記事では、SNSや紹介で来た人を「受け止める場所」、つまりWebサイトの話をしました。
『来た人を、逃さない』そういう話です。
今回は、その手前。『そもそも、どうやって来てもらうか』といった、入口そのものの話をします。
受け皿が整っていても、入口がなければ人は来ません。入口があっても、受け皿が弱ければ逃げてしまう。
両方そろって、はじめて動線になります。
入口は、大きく3つ
SNSを見ていない経営者に届く経路を、私は3つで考えています。
検索
紹介
業界メディアや、既存のつながり
順番に見ていきますが、先に一番大事なものから。経営者向けのビジネスで、いちばん効くのは「紹介」です。
いちばん効くのは、紹介
なぜ紹介が効くのか。
経営者は、忙しい。そして、失敗したくない。だから、「知らない会社を一から探す」より、「信頼している人が薦める会社に会う」方を選びます。これは、単価が高い仕事ほど強くなります。
Web制作
ブランディング
採用支援
こうした仕事は、金額も大きいし、やり直しもききにくい。だからこそ、「あの人が言うなら」という一言の重みが、SNSの投稿百個より効くことがあります。
紹介は、運ではなく、設計できる
ここが、いちばん伝えたいところです。多くの人は、紹介を「たまたま起きるもの」だと思っています。
でも、実際は違います。
紹介されやすい状態は、作れます。
考えてみてください。
誰かに「いい会社知らない?」と聞かれたとき。あなたの知り合いは、あなたの会社を、すぐに思い出せるでしょうか。そして、思い出したとして、「あそこは、こういう会社だよ」と、ひと言で説明できるでしょうか。
紹介が生まれるかどうかは、この2つで決まります。
思い出してもらえるか。
説明してもらえるか。
思い出してもらう、を作る
人は、忘れます。どれだけ良い仕事をしても、時間が経てば記憶は薄れます。だから、接点を切らさないことが大事です。年に数回で大丈夫です。
ブログを送る
近況を伝える
何かの折に顔を出す
など、派手なことはいりません。「そういえば、あの人いたな」と思い出してもらえる状態を、細く長く保つ。
これだけで、紹介の起きる確率は変わります。
説明してもらう、を作る
もう一つが、こちらです。紹介する人は、あなたの代わりに、あなたの会社を説明してくれます。このとき、説明が難しい会社は、紹介されにくいです。
「なんか、いろいろやってる会社」
これでは、紹介する側も困ります。
逆に、「中小企業が、選ばれ続ける仕組みを作ってくれる会社」
このくらい短く言えると、紹介する人はラクです。
だから、自分の会社を「ひと言で言うと何か」を、紹介する人が使える形で用意しておく。紹介する人の口に、言葉を置いておくイメージです。これは、ホームページの「最初のひと画面」とも、つながっています。自分がひと言で言えない会社は、他人にはもっと言えません。

2つ目の入口、検索
紹介で名前を聞いた人は、次にどうするか。
たいてい、検索します。
あの会社、なんて名前だっけ
どんな実績があるんだろう
ここで、検索して何も出てこないと、紹介の熱が冷めます。だから検索は、紹介と地続きです。
会社名で検索したときに、きちんとホームページが出てくる。仕事に関する言葉で検索したときに、ブログ記事が出てくる。派手なSEO(検索で上位に出すための対策)は、必ずしも必要ありません。
“まずは、「探されたときに、ちゃんと見つかる」”
この状態を作るだけでも、紹介からの流れが途切れなくなります。
最近は、「AIに聞く」も検索になっている
ここで、もう一つ。最近、検索のかたちが変わってきました。
ChatGPTに聞く
Googleの検索画面の一番上に、AIがまとめた答えが出る
こういう場面が、増えています。経営者も、「〇〇に強い会社は?」とAIに聞くようになってきました。このとき、AIは自分の言葉で答えを作りますが、その材料は、ネット上のあちこちの情報です。だから、これからは、「検索で上位に出るか」だけでなく、「AIが答えるときに、材料として使ってもらえるか」も、少しずつ大事になっていきます。
“中小企業にとっては追い風”
これを、AI検索最適化と呼んだりします(LLMOやGEOという言葉も使われますが、中身はほぼ同じです)。
難しそうに聞こえますが、中小企業にとっては、むしろ追い風です。
なぜなら、AIは「広告予算の大きさ」では選びません。「情報が信頼できるか」「具体的か」で選びます。つまり、お金をかけた大手より、実直に情報を出している中小企業の方が、選ばれることがあります。これは、資本力の差を飛び越えられる、数少ない場所です。
“では、経営者として何をすればいいか。”
技術的な話は専門家に任せていいですが、方向だけ言うと、答えはこれまでと同じです。
誰のための会社かを、はっきり書く
どんな課題を、どう解決したかを、具体的に書く
あいまいな言葉ではなく、はっきりした言葉で書く
人に分かりやすい情報は、AIにも分かりやすく整理されます。小手先の対策より、「中身をはっきりさせる」。これが、いちばんのAI検索対策になります。

3つ目の入口、業界メディアや既存のつながり
最後は、少し地味ですが、確実な経路です。
業界の専門メディア
過去の取引先
以前に名刺を交換した人
セミナーや勉強会で会った人
こうした「すでにある、細いつながり」も、立派な入口です。新しい人に届けることばかり考えがちですが、一度つながった人に、もう一度思い出してもらう。こちらの方が、ずっと早いことがあります。
SNSで新規のフォロワーを増やすより、過去に会った経営者に近況を届ける方が、仕事につながりやすい。そういうことは、よくあります。
3つの入口は、つながっている
ここまで、3つの入口を見てきました。
紹介で名前を知る
検索で確かめる
既存のつながりで思い出す
大事なのは、これらがバラバラではない、ということです。
紹介された人が、検索する。 検索した人が、過去の実績を見て、思い出す。一つの入口が、次の入口を呼びます。
そして、そのすべてが最後に向かう先が、Webサイトです。
前の記事で書いた「受け皿」に、ここでつながります。入口を増やし、受け皿を整える。この両方がそろったとき、「SNSを見ていない経営者にも、選ばれ続ける会社」に近づいていきます。
SNSの外側、できていますか?
ここまで読んで、「うちは、入口も受け皿も整っているかな」と気になった方へ。
その状態を、一度いっしょに確認しませんか。
あなたの会社のHP・SNS・検索の3つを拝見して、「経営者に選ばれ続ける動線」になっているかを確認します。
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まずは、自社の現在地を知るためにお使いください。
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今回の記事が、あなたにとって参考になれば大変嬉しく思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


