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  • 執筆者の写真saygo

リアルさ


こんにちは!今回も弊所の月末ブログ、HS BLOGに来ていただきありがとうございます。

ゴールデンウイークに突入ですねー!みなさん、お出かけされる計画はもう済んでいるのかな(^0^)?お休みをしっかりと取って身体に、そして心にも休養や教養を与えたいですね!

今回のこのブログですが、つい2〜3日前に東京出張で学んだこと&感じたことを書こうと想います。

リアル

「検索エンジンは使わない。だって、SEO対策されているから“リアル”じゃない」

唐突な言葉ですが実はこれ、今の10〜20代の若い人の多くの言葉らしい、のです。実際の調査がどれくらいの規模で行われたかは報告されませんでしたが日置がこの言葉を出張先の勉強会で聞いた時、かなり衝撃を受けました。

前文の「検索エンジンは〜」は厳密にいうとどういった手法であれ何かしらの検索エンジンに入っていくので使用している言葉、間違っているなと想ったのですがそこは今、大して問題ではありません。その後の言葉。【SEO対策されているから“リアル”じゃない】って言葉です。

「検索エンジンは使わない。だって、SEO対策されているから“リアル”じゃない」

この言葉を聞いて今の若い人達が何を使って検索しているか?その姿をイメージできないとマズイということをどれくらいのクリエイターやデザイナーが気付いているか。

コミュニケーション

今の10代の人達は多くがTwitterを使って色んなことを検索しています。そして、コミュニケーションをとることも少なくありません。20代の人達はInstagramだったりブログだったりシチュエーションに合わせて使い分けをしていて、色んなことを検索しています。そしてそこで知り得た情報や人、モノ、コト、とコミュニケーションをとっています。単純に検索して知って終わりだけでなくコミュニケーションをとっています。

※もっと厳密に言えばハッシュタグ(#)検索しています。

今の、特に若い世代の人達は検索の向こう側で知り得たこととコミュニケーションをとろうとしています。これって「当たり前じゃん」て想う人の方が多いと想います。でもそこは自分は広告を制作している者として、少し冷静に考えてしまいました。お客様に広告や販促物を制作し提供していますが、そこに上記のことをしっかりと落とし込めているかなぁ、と。

ホームページを例にあげて説明しますね(^-^)

ユーザーはすでに知っている

ホームページは依頼者であるお客様目線で制作します。どういった人達に届けるのか、どういった人達に見られたいのか、、、といったターゲティングをして制作します。また最近ではスマートフォンサイトも同時に制作します。今は老若男女問わずスマートフォンで情報を得るから当然必要、といった感覚で制作します。もっと言えば、スマートフォンサイトをメインとして考えることの方が多いです。また当然のごとく、Facebook、Twitter、Instagram、といったSNS周りも構築して制作します。

そこで出てくるのが「どうしたらよりよくホームページまで来てくれるか?」になるわけです。昔はそれこそ【SEO対策】が主流でしたが今では違います。【SEO対策】しても何の意味もありません。無駄では決してありませんが、ほとんど意味をなしません。超簡単な説明になってしまいますが、今ではグーグルのアルゴリズムが、どういったコンテンツを発信していて、それに対しどれくらいの人が見ていて、どれくらいの割合でそのホームページに滞在しているか、どういったアクションをとっているか、を計算や統計判断してそのホームページの良し悪しに繋がる結果を出してきます。

このグーグルのアルゴリズムの詳細を理解どころか知らなくても忠実に言い当てているのが最初のこの言葉、

「検索エンジンは使わない。だって、SEO対策されているから“リアル”じゃない」

だと感じました。

実際にユーザーは、自分たちが行きたい見たいホームページは決まっていて、更に行き方も知っていて、僕たち制作者や(ホームページを持ちたい)お客様が考える必要はない段階になっていて、それよりもそのホームページでどういったコンテンツを発信&案内して、来ていただいたユーザーとの距離を縮めるか、といったコミュニケーションをデザインすることの方が大切です。

順 位

最近僕自身がよく言っているのが、「検索上位にくるから集客できるようになるのではなく、集客できているから検索が上位にくるんだよ」ってことです。ホームページを作っても正直、作っただけでは集客には直結しません。

検索上位→集客、の順位ではなく、集客→検索上位、の順位が正解です。

じゃあホームページ必要ないじゃん!って想う方が多いと思いますが、そこは少し違います。今の時流はホームページやWebサイトというのは価値や資産として見られています。それこそブランドを高めていく上で重要なツールであり素材です。そのツールや素材がしっかりとあなた(ホームページ所有者)の想いを汲み取って発信している姿は強力な広告物となります。あなたの言葉や想いを代弁している、リアルなものとなるのです。そこのリアルさを今のユーザーは求めています。だから【集客できる仕組み】が必要であり、弊所はその点をしっかりとデザインしています。


弊所では【SEO対策】も無駄ではないとの想いで今後も引き続き対策はしていきますがそれ以上に、コンテンツをよりよい質のものにするため、じっくりとゆっくりとコンテンツ内容を決めて、個のコンテンツ自体がひとつのブランドとなるよう、リリース後のプロモーションやブランディングを見据えて制作しています。

これからはそれらを含めた、より質の高いひとつのコミュニケーションデザインとしてお届けしていこうと、今回の東京出張で想えたことにありがたく感じています。

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