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  • 執筆者の写真saygo

ポジショニング|ブランディングの前にした方が良いこと

更新日:2020年2月8日


こんにちは!

今回も弊所ブログ、HS BLOGに来ていただきありがとうございます(o^-^o)

ビジネスに限らず、自分を発信しやすくなった今では『自分がどういった人なのか』をきちんと考え定義づけて発信した方が覚えてもらいやすく印象にも残りやすくなります。内容によって良くも悪くも印象に残ってしまいます。

立ち位置

弊所ではこのWebサイト内でも、他の場所でもご案内しているのが【ブランディング専門】ということです。

ブランディングは一般的な感覚ではまだ少ないかな、と感じることもありますが、ブランディングも大切な要素です。ビジネスを成長させていく過程でとても大切です。

実際にブランディングと聞くと、

“共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていくもの”

と想う方が多いと想います。同業他社との差別化やブランド価値の向上、と捉える方も多くいると想います。でも私たちは文字通り、

【ブランドになる】

だと想っています。確固たる価値やクオリティであるものになる、だと想っています。そういった立ち位置を得られれば、(全くしないのはダメですが)営業活動に多く注力しなくとも、そのサービスや商品そのものを見たり聞いたり、感じただけで顧客の注意を十分に惹きつけることが可能となります。

気付き

じゃあ、そのブランディングてどうすればいいのか。

どうすればそういった確固たるものを築きあげれるか。

実は想っている以上に手間と労力が要ります。でも単純です。みなさんが想っている以上に単純に築きあげれます。これから何かを始めようとしている方はその“何か”を突き詰めればいいです。また既に“何か”を始められている方は、やってきたことの経験値を深堀りしていけば良いです。

私たちの何か(=特徴)として、

・写真を使ったデザイン

・かなりお得な価格帯でのWebの多言語化

・提案&提供するだけで地域社会貢献になるデザイン

ですが、ここでは【写真を使ったデザイン】を例に挙げて説明します。

事務所を開設当初、私たちは自然や風景の写真を多く撮影していました。そして実際に、仕事として稼働はしていたのですがその稼働数は微々たるものでした。目標としている売り上げには程遠かったです。通常のお仕事は戴けていましたが、自分達の特徴が全然活かし切れていませんでした。

確かにお客様からは「良いねー」なんて言ってもらいますがそれは本当に数少ないリピーター様のみ。なかなか新規顧客に繋がりません。

そんな開所して半年くらい経った時、とあるお客様に言われたことがきっかけとなり自分達の明確な立ち位置を見つけることが出来たんです。

“確かに風景なんかも良いけど、人物や料理の方が良いと思うよ。決して悪くないし、需要もそれらの方が多いんじゃない?”

見つけ方

それまでは写真が好きで、特に風景や自然が好きで、「好きこそ物の上手なれ」の想いで仕事をしていこう、戴こう、と想っていたのですが、あまりにもざっくりし過ぎていて、どういったカテゴリーの写真で仕事をしていこうと、明確にしていませんでした。

先のお客様に言われた通り、世の中の市場を見ると確かに、風景や自然の写真の仕事もありますが圧倒的に人物や料理の写真の方が多く出回っています。

【広告写真】といった大きなカテゴリーでは私たちの供給とお客様の需要が一致していますが、その【広告写真】といったなかの小さなカテゴリーでは供給と需要が多く一致していないことが解ったんです。

言われた人物と料理の中でも、自分達の供給したい写真とお客様が求めている写真が一致するのかどうかも考えるようにしました。そこで自分達のそれまでの仕事内容を振り返りカテゴリーで仕分けをしていったんです。

人物でいうと、男性なのか女性なのか。さらに年代、職業、肩書き、既婚か未婚か、、、といった細かい分析をしました。

料理でいうと、和食、洋食、朝食、ランチ、ディナー、主食、サラダ、スイーツ、大衆的、高価なもの、、、、といった感じの分析です。

風景や自然写真も細かく仕分けしましたが、ここではお客様が言ってくださった「人物」と「料理」に絞って、仕事に繋がるよう進めたのは今でも覚えています。仕事を獲得しないと事務所が保てないですからね^^;

経験はうそをつかないです。自分達では満遍なく撮影していたつもりが、あるカテゴリーがドーーンと、突き抜けていました。自分達でも「えっ??!」となりました。意外だったのもあります。

ポジショニングとターゲティング

細分化していくことで、自分達の本当の売りが解りました。その部分こそ私達のポジションだったんです。仕事の経験を細分化、カテゴリー化することで自然とポジショニングが出来たんです。

さらにこの細分化した結果、判ったこともあるんです。ご依頼頂いた方達の環境や状況です。肩書きなども偏っていました。その環境や状況、肩書きなどから“何故”戴けていたのか、お客様が本当に私達にしてほしいことは何か、またお客様が結果としてどうなっていきたいのか、も解るようになりました。

そうすると、営業活動や提案もどういった方を想定して展開していけばいいかが解るようになってきたんです。自然とターゲティングが出来ていたんです。

事務所開設前にやろうよ!て声が聞こえてきそうですが、そこは行動と思考が同時進行で、考えるより先に行動、ってタイプだったんです。今でもその傾向はありますが、この時と比べたら大分と考えて行動できるようになってきています。

これもお客様のおかげです。

ブランディング

ポジショニングとターゲティングが出来れば、後はブランディングもそれほど難しくはありません。自分達の売り(=武器)を誰に対して展開していけばいいか、どういった価値を与えることが出来るか、といったことを簡単に言葉にしたり文章にすることが出来ます。

自分達の目的地を明確に表現することが出来、価値や共感も生み出す結果へと繋がります。

これが【ブランドになる】ということです。

好きなことで仕事や事業を始めたり進めることは決して、間違いじゃないと想います。でもその好きなことのカテゴリーを大きく捉えすぎていないか。もっと絞ることが出来るんじゃないか。そんなことを取り入れてみてはいかがですか。


弊所では客観的にその部分のサポートをいたします。

そしてその後のプロモートやフォローをいたしております。お気軽にどんなことでも何でもご質問くださいね(o^-^o)

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