今よりも更にお問合せを増やしたい!
そんな思いで日々、自社サイトを運用管理している担当者の方は多いと思います。
お問合せ件数を増やしたい
もっと集客したい
という思いや考えはどの業種にもあるビジネス課題。SEOとWeb広告、これらの集客方法を聞いた事があるという経営者や担当者の方も多いかと思います。にもかかわらず、それぞれのメリット/デメリット/特徴は正直よく解らないという方は案外、多くいます。当記事でいうWeb広告は主に『リスティング広告』を指していきます。
実際に、「リスティング広告を活用するべきか、SEOをやるべきか、、、」と悩む人は多くいます。そこで今回の記事では、
SEOとリスティング広告の違い
導入の具体例
新規お問い合わせ獲得のポイント
について紹介していきます。
そもそものリスティング広告とSEOの違い
知っている人も多いかと思いますが、リスティング広告とSEOは検索結果で表示される場所が違います。リスティング広告は検索結果の上部、もしくは右部に表示される『広告』。
SEOはリスティング広告枠の下に表示されます。そしてできるかぎり検索結果の上位に表示させるための『施策』です。
短期で成果を求める場合はリスティング
集客に関して、ほとんどの方が気にされることが、どれくらいの期間で効果が得られるのか、ということです。今すぐにでも問い合わせや集客を増やしたいという場合、リスティング広告がオススメです。広告ですから出稿というカタチで市場やユーザーに見られるようになります。そしてその出稿当日から検索結果に表示されるようになります。ただ、クリックするたびに費用(コスト)がかかります。そして出稿をやめた場合は、表示されなくなってしまいます。
リスティング広告を代理店や代行会社に外部委託した場合、最低でも1週間ほどは見ておいた方が良いです。
長期的に成果を出し続けたい場合はSEO
SEOは、上位表示にするまでには早くても2〜3ヶ月とある程度の時間がかかるなど、即効性は期待できません。そしてSEOは時間だけでなく初期コストもかかりますが、上位表示されるようになれば、それからの運用面にはコストはかかりません。そして一度上位表示されれば多大なクリック率(CTR)が期待できると共に、常に表示(露出)されることによるブランディング効果を得ることができます。
効果が良いのはどっち?
費用対効果、気になると思います。どっちが良いか?それは、正直なことを言うとケースバイケースです。事業の目的や自社の取り扱っているサービス・商品によって活用し分けることが望ましいです。
取り扱いが1つの場合
扱っているサービス・商品が1つの場合、リスティング広告での集客がオススメです。提供できる/しているサービスや商品が1つだと、用意し提供できるコンテンツが限られてくることが多くなり、検索エンジンから評価を得にくくなります。この状態では、SEOを実施しても集客のできる可能性は低いです。その反面、コンテンツ量に大きく左右されないリスティング広告なら、集客や販売に結び付けやすくなります。
取り扱いが多い場合
対照的に、いくつかのサービスや商品を展開している場合は、コンテンツもそれだけ多く作りやすくなっているため、Webサイト内のSEOをしっかりと行うことで上位表示を狙うことができます。
よく見るWeb集客は...
受注に繋げるために、両方とも実施したほうがいい場合もあります。両方実施する場合には、リスティング広告で効果を得たり成果を出しながら、そこで得た情報をSEOに役立てて長期的な事業戦略に役立てる事もできます。実はこの手法を取り入れている企業は多いです。資金力が足りないと言われる企業様でも、オウンドメディアやSNSを併用して取り入れて居ます。
ここから集客が上手くいくポイントの基礎をご紹介します。
現状を知ることが肝心
SEO、リスティング広告、どちらの方法も使い方次第で強力なプロモーションとなります。誰に何を伝えるのか/売るのか、コンテンツはどれくらいあるのか/作れるのか、何をどれくらい検索されているかなどによって、情報発信の優先度が変わってきます。多くの企業サイトでは、お問合せをゴールとしているケースが殆どだと思います。しかし、集客が上手くいったとして、お問合せも増えるでしょうか?
もしWebサイトの成約率が0%だとしたら、いくら集客したところでお問合せ件数は0ということはわかると思います。つまり、
お問合せ件数=集客(アクセス数)×サイトの成約率
ということです。
そもそものアクセスがないのか、アクセスがあるけどお問い合わせがないのか。この部分の現状をしっかりと知ることが、集客にとってとても大切なこととなります。
お問合せ獲得の改善ポイント
SEO対策を行い検索経由での集客を増やす方法として、コンテンツを増やせば良いと、考える方がいます。コンテンツの数を10より20、20より100と増やすだけアクセスは増えていく。そう思う方は多くいますが、SEOの肝心なところは無闇にコンテンツを増やしても良いというわけではありません。理由として、SEO対策には良質な『情報』と『Webサイト』が求められます。
良質な情報とは
新しいコンテンツをSNSで情報発信して、集客しようとします。この時、発信する内容がとても重要です。どこのWebサイトでも手に入るような情報ではダメです。検索してきてくれたユーザーの疑問や悩みの解決策となる情報を記載/提示することです。しかも、その会社でしか発信できないような内容を記載/提示することです。なぜなら検索という行動(アクション)は、ユーザーが何かしらの問題や悩みを解決したい行動だからです。
受け手(ユーザー)が本質的に求めている情報とはどのようなものなのかを考え、ターゲットとなるユーザーの疑問や悩みの解決策となる情報を提供することが、コンテンツの質を高めることへと繋がります。
またWebサイトそのものの品質を高めるためにも、
サイトの正常構造化
表示速度の高速化
スマートフォン対応
サイトの安全性確保
サイトの常時SSL化(信頼性)
は必須です。Webサイトも構造含め、Webサイトを利用するユーザーの利便性を高めることは重要です。ユーザーにとっての検索体験の質を高める、といったことが、Webサイトの質を高めるために必要となります。
さいごに
集客といっても方法はいくつもあります。ただ、Webを活用した集客となると、その集客方法/手法には基本的に考えぬかなければならない施策があります。SEOやリスティングをはじめとしたWeb広告の基本をしっかりとおさえて行うことにより、設定した目標を叶えやすくなります。今では、SNSやWebメディアを利用した新しい集客方法も次々と生まれています。
試行錯誤して施作するからこそ、効果的な集客ができるようになっていきます。そのためにも、まずはしっかりと基本から始めることを始めましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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