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読まれる文章の創り方〜文字組〜


昨年末からパンフレットの制作案件が続いています。

なにかずっと、パンフレットばかり創っている感覚になってしまう、そんな日もあります。(他の広告デザインやWebデザインも創っているのに、、、^^;)

そんな中、先月末に納品したお客様から「読みやすく創ってくれて、ありがとう!」とお声がけを頂きました。

そう、文章には読みやすいものと読みにくいものがあります。

なぜか?

なぜ読みやすい文章と読みにくい文章があるのかを今回、デザインを制作するといった視点で説明しようと想います。

文章を書き起こすのとは違い、すでにある文章をデザインとして読みやすく解りやすくすることはものすごく簡単に説明ができます。


ここ数年、色々なソフト(Windowsではアプリ)が出回っていることもあり、担当外のお知らせや企画書、広報誌など、相手に何かを伝える為の文章を作成する機会は多いと想います。

その内容を解りやすく伝えるため、写真やイラストを組み入れたり、独自で装飾をするなど、工夫を重ねているのに、読まれない、伝わらない・・・。

その原因をひと言で言うと「文字組」です。

相手に何かを伝えるため、相手にとって読みやすくする、ということはとても重要です。読み易さは、読まれ易さ、さらには伝わり易さに繋がります。

内容の本質、対象となる相手、読まれる媒体などによって文字組を変える必要はあります。

読みたくなる文字組

本当に伝えたいこと、内容は本文だと想います。

だからその本文への導線作りは大切です。どうすれば読まれるか。どうすれば読みたくなるか。それには「目を引く」ことが重要になってきます。そこで気をつけるポイントの最初のひとつがタイトルや見出し。

簡単な方法として、他とは違うサイズにすること。

文字サイズを大きくして、見た時に一瞬で他とは違うと、区別できるように強弱をつけることです。

デザインでは色だけでなく、文字の大きさ(強弱)をつけることもコントラストをつける、と言っています。

読みたくなる・読みやすくなる文字組

本文を、読みやすく、理解しやすく、スムーズに読んでもらえるために気をつけるのが、行長・行間・文字間といったことです。少し簡潔に説明すると、余白を多く取ることが重要になってきます。

■行 間

一般的に行間の広さは文字サイズの3/4程度が読みやすくなります。

中には1/2程度でも読みやすくなる媒体もありますが、3/4程度がどの媒体でも適応しやすい基準となります。

行長(一行)が長い場合は少し広めに、短い場合は気持ち狭くすると読みやすくなります。

余白を多くとることで読みやすくなりますが、他の効果も得られることができます。

それは高級感です。パーティー・結婚式などの案内状や社外的な書類に関しては、少し多く広く行間をつくると高級な雰囲気を創り出すことができます。

■行 長

行の長さは大切なポイントとなります。

適切な行の長さは、24字から36字程度と言われています。長くても46字程度までにすると良いでしょう。また最近ではスマートフォンの普及もあり、18〜26字が快適に読めるとも言われています。

話し言葉、を考慮しながら構成していくと良いと感じます。

ただ上記の文字数は横書きの場合です。縦書きの場合は少し多めの、28字から40字くらいが丁度良くなります。

そして是非、参考にしてほしい媒体があります。多くの人に読まれる新聞や書籍などの印刷物です。印刷物は安定した品質を保つため、行長はしっかりと固定されています。

お時間があるときに手元にある媒体が、一行何文字で構成されているか、ということを確認するのも有効な手段です。

■文 字 間

文字間に関しては実は、安易にご自身では調整しないことをお勧めします。

文字、書体には色々と豊富な種類があると想います。その、それぞれの文字・書体というのはフォントデザイナー(=書体設計者)によって、どのように組まれてもバランス良くなるように創られているため、特別な理由がない限りは打ったままの文字組で構いません。

ただ、タイトルや見出しといった導線としての役割があるような、理由がある場合はまわりとのバランスを考えて、調整しても大丈夫です。

 文字サイズ

少し、文字のサイズにも触れておきたいと想います。

文字サイズを決めるとき、どういったコンテンツなのか、ということが重要になってきます。

行間の項でもお話ししましたが、余白を多くとると高級感を打ち出せるのと同じように、文字のサイズによっても雰囲気を変えることができます。

文章に特化したニュース系の媒体では大きめの文字を使用し、Webサイトやブログなどオウンドメディアとして専門的な情報を発信する媒体ではすこし小さめの文字を使用することが多くあります。

大きい文字は「可読性」は上がりますが、全体的にのぺっとした印象になります。

小さい文字は「スマート・スタイリッシュ」な引き締まった印象になりますが、可読性は下がります。

参考にWeb媒体(当ブログ)となりますが、下記に文字サイズの違いを記載します。

→文字サイズ:15pxの場合

→文字サイズ:14pxの場合

→文字サイズ:12pxの場合

日本語と外国語

最後に日本語と外国語のことを書いておこうと想います。

外国語と書きましたが欧文のことです。

日本語の文章(媒体)ではほとんどの場合において、和文と欧文が混在していると想います。和文の中には基本的に欧文の書体が含まれていますがデザイン上、欧文を別の書体に変換することがあります。

読みやすく両方の文体を配置する場合、欧文は和文に比べて小さいため、大きくする必要があります。その大きさ加減は一回り、な感覚で大丈夫です。

欧文のサイズを和文よりも一回り大きくするだけで読みやすく、見やすく、なります。

長い文章のなかでの調整が難しいと感じる場合は、最初はタイトルや見出しから始めてみてはどうでしょうか。

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