フォロワーが増えても売上が伸びない!?企業がSNSで成果を出すためのポイントを解説!今すぐ使えるテンプレ集付き
- kyo
- 6 日前
- 読了時間: 6分

“SNSでフォロワーは増えたけど、売上には繋がらない”
そんなお悩みを抱えていませんか?
多くの企業がSNSをマーケティングに活用する一方で、成果が出せずに悩むケースは少なくありません。しかし、戦略的にSNSを運用すれば、売上や利益の向上に大きく貢献することが、国内外の多くの調査で明らかになっています。
SNSは売上・利益と明確な相関がある
戦略的なSNS活用は、企業の売上や利益と正の相関関係があることが、様々な研究で示されています。多数の企業を対象にした調査では、『SNSを戦略的に使うことで、企業の収益や利益にプラスの影響を与える』という結果が得られています 。
しかし、単にフォロワーを集めるだけでは不十分です。重要なのは、SNSコミュニティでの『実質的エンゲージメント』を高めること。SNS活用の成熟度が高いブランドは、年間平均10.2%の収益増加が期待でき、収益目標を25%超で達成する確率も、成熟度の低いブランドの8倍高いとされる調査もあります。
SNSにもブランディングが必須
SNS運用の成功は、単なる情報発信ではなく、ブランドの信頼を築き、一貫したメッセージを届けるブランディングが鍵を握ります。
1. ブランドの世界観を統一する
投稿内容だけでなく、プロフィール画像、カバー写真、投稿のトーン&マナーに至るまで、ブランドの世界観を統一することが重要です。これにより、ユーザーは一目でそのブランドを認識し、信頼感を抱きやすくなります。
実例:アパレルメーカーでは、コーディネート提案を通じてブランドの世界観を体系的に発信し、オンラインストアへの誘導を強化している企業があります。
2. 信頼を築く真摯なコンテンツ
信頼を築くためには、ユーザーにとって価値のある真摯なコンテンツを提供する必要があります。商品の裏側や開発秘話、お客さまの声など、一方的な宣伝ではない、共感を呼ぶコンテンツが重要です。
実例:倫理的理由から一部のSNSから撤退。その後、YouTubeやUGC(ユーザー生成コンテンツ)を通じてブランドを維持している化粧品メーカーがあります。
3. プラットフォームごとの文化を理解する「ソーシャルリスニング」
各SNSには独自の文化やユーザー層が存在します。これらの違いを理解し、プラットフォームに合わせた最適なブランディングを行うことが必要不可欠です。
『ソーシャルリスニング(ユーザーの声)』を通じて、ブランドイメージとユーザーのニーズを一致させることが成功の秘訣です。
下記は弊所独自のブランディングプランとなります。
X:情報発信
Instagram:ストーリー性重視
Facebook:接客効果
TikTok:エンタメ性
YouTube:詳細説明
LinkedIn:ビジネス特化

成功事例から学ぶ、成果を出すためのポイント
では、実際にどのような運用をすれば成果につながるのでしょうか。日本の企業事例や調査データから、いくつかのポイントが見えてきます。
1. 目的とKPIを明確にする
『認知度向上』を主な目的とする企業が多い一方で、直接的な受注やECサイトへの誘導まで設計できている企業はまだ少ないのが現状です。成功の鍵は、運用を始める前に『Instagramから月30件の来店予約を獲得する』といった具体的な目標(KPI)を設定することです 。
2. SNSから購買・来店への「導線」を意識する
SNS投稿をしたら終わりではなく、そこからユーザーを購買や来店へとつなげる導線作りが不可欠です 。
例1)SNS→MEO→来店
Instagramでの情報発信とGoogleビジネスプロフィール(MEO)を組み合わせることで、来店と購買を促進し、売上を2.5倍に伸ばた例があります。SNS投稿に予約・地図・商品リンクなどを常に含めることが、この導線のポイントになります。
例2)SNS→ECサイト→購買
Instagramでコーディネート提案やUGCを活用し、オンラインストアへの誘導を体系化したアパレルメーカーがあります。
3. UGC(ユーザー生成コンテンツ)と短尺動画を活用する
消費者の『買い物の情報源』としてSNSの利用は拡大しており、EC・越境ECの成長と合わせて、SNS起点の購買が増えています。
この流れを捉えるには、ユーザーからの『お客様の声』や『利用シーン』などのUGCを促す仕組みが効果的です。また、ビフォーアフターやハウツー動画など、ユーザーが『保存』や『共有』したくなるような投稿を意識しましょう。
運用で成果を出すための「最小セット」
日々の忙しい業務の中でも成果を出すためには、運用の仕組み化が重要です。
運用の仕組み化
企画、撮影、投稿、測定という一連の流れを固定し、投稿内容をストーリーズやハイライトに再利用するなど、効率的な運用を心がけましょう。
数字の測定
投稿のインプレッション数、保存数、プロフィールへのアクセス数、リンクのクリック数などを定期的に確認し、売上との相関をざっくりとでも把握することが重要です。

SNS投稿すぐ真似できるテンプレ集
簡単にはなりますが、今すぐ使える導入部分のテンプレをご紹介します。
1. 認知・興味を引く投稿
<豆知識> ◯◯って、実は△△なんです
<共感ネタ> こんな経験ありませんか?(イラスト・写真付き)
<Before/After> 写真や数字で変化を見せる
2. 信頼を育てる投稿
<お客様の声> ご利用いただいたお客様から嬉しい声が届きました!
<裏側紹介> 今日は工房の作業風景をチラ見せ
<スタッフ紹介> この人がつくっています!
3. 商品理解を深める投稿
<使い方提案> こんなシーンで役立ちます
<比較紹介> AとB、どちらがおすすめ?
<FAQ形式> よくあるご質問:Q『△△できますか?』 A『はい!□□です』
4. 購買を後押しする投稿
<キャンペーン告知> 今週末まで限定!
<限定性アピール> 残り10点となりました!
<レビュー紹介> 実際にご利用いただいた方の感想はこちら
まとめ
SNSは単なる情報発信ツールではなく、売上や利益に直結する重要なマーケティングチャネルです。
特にBtoCの中小企業は、SNSを『販促』と『来店/ECへの導線』にしっかりと紐づけて運用することで、大きな成果を期待できます。ぜひこの機会に、自社のSNS運用の目的と仕組み、そしてブランディングの視点を見直してみてはいかがでしょうか!
今回の記事があなたの参考になれば嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
HS広告スタジオでは、『なんのために』や『どうして』といった目的意識を大切にし、ユーザーとのコミュニケーションをきちんと果たせるSNSアカウントとなるように、SNS活用のトータルサポートをしています。
どんなことでも気軽にご相談ください。