【シリーズ連載 第3回】これからのマーケティングとブランディング|AIが意思決定に介入する時代
- tetsu

- 11 分前
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はじめに
多くの人がAIを誤解している
2026年以降のブランディングとマーケティングを語るうえで、AIの理解を間違えると、戦略はほぼ確実にズレます。
なぜなら、多くの人がいまだにAIを
便利な検索ツール
作業を効率化するアシスタント
として捉えているからです。
しかし、現実はすでに一歩先へ進んでいます。
AIは調べる存在ではなく、人の意思決定に介入する存在になっています。この事実をどう受け止めるかで、これからのブランド設計は180度変わります。
今回は次の3点を、深く掘り下げていきます。
AIがどのように意思決定へ介入しているのか
なぜ循環型集客と相性が良いのか
ブランドはAIにどう見られているのか
検索時代とAI時代の決定的な違い
まず、検索とAIの違いを整理しましょう。
検索(これまで)
ユーザーが能動的に調べる
キーワードを入力
結果を自分で比較
判断はユーザー本人
AI(これから)
ユーザーが指示しなくても動く
過去の行動から興味を推測
情報を要約・比較
判断材料を“提示”する
AIは「答え」ではなく「判断の土台」を提供
ユーザーが決めたと思っている選択の裏側には、AIによる無意識の誘導が存在します。
AIはユーザーの「記憶装置」になる
人間の最大の弱点は、忘れることです。
SNSで見て「いいな」と思った
でも数日後には忘れている
もう一度探すのは面倒
ここにAIが入り込みます。AIは以下を覚えています
どんな投稿を見たか
どんなテーマに反応したか
どのサービスを途中まで調べたか
比較した形跡
購入を迷った履歴
つまり、
人は忘れるが、AIは忘れない
この構造が、循環型を生み出します。ユーザーは離脱しても、AIが後日こう言います。
「以前、◯◯に興味を持っていましたよね。評判がまとまったので、改めて見ますか?」
この一言で、循環が再起動します。

比較・検討の主役が人間からAIへ
これまで「比較」は人間の仕事でした。
LPを読む
価格を見る
口コミを探す
YouTubeを見る
しかしAI時代では、この比較をAIが肩代わりします。
AIは下記のことをまとめて、私たち人間に分かりやすく提示します。
機能
価格
実績
評判
口コミの傾向
ネガティブ要素
AIは売り文句を信じない
派手なコピーや煽り表現は、AIにとってはノイズ。AIが評価するのは、
情報の一貫性
専門性
文脈の整合性
実体験の有無
第三者評価との一致
つまり、ブランディングの誠実さが数値化される世界に入ったと言えます。
AIにとって「分かりやすいブランド」とは?
AIは感情ではなく構造で理解します。
AIが理解しやすいブランドは、下記が一貫しているブランドです。
“何者で、誰のために、何を提供し、何を提供しないか”
逆に言えば、下記のようなブランドはAIから見て、よく分からない存在になります。
発信内容がバラバラ
媒体ごとに言っていることが違う
トーンや価値観が統一されていない
その結果、下記のような静かな不利が積み上がっていきます。
推薦されない
比較で不利になる
言及されにくくなる
AIはブランドを「点」ではなく「面」で見る
ここが非常に重要です。
人間は、「このLP良さそう」「この投稿いいな」という“点”で判断できます。
しかしAIは違います。
AIは以下を総合的に評価します:
SNS投稿の内容
ブログの論理性
YouTubeの語り
レビューの傾向
外部サイトでの言及
ネガティブ評価の扱い
つまり、
ブランドは“集合体”として評価されるようになっていきます。
このため、循環型集客とAIは極めて相性が良いんです。
循環型とは、点ではなく面で信頼を積み上げる構造だからです。

なぜAI時代に「循環型」が強いのか?
ここで、第1回・第2回の話とつながります。
直線型集客
単一導線
一撃勝負
LP依存
循環型集客
多接点
反復接触
信頼の蓄積
AIは、
「反復して現れる一貫した情報」を信頼度の高い情報と判断しています。
つまり、循環が起きているブランドほど『AIにとっても信頼できる存在』となります。
結果として、次のような好循環が生まれます。
推薦されやすい
比較で有利
忘れられにくい
AI時代にやってはいけない3つのこと
ここで、致命的になりやすいミスを整理します。
表現を盛りすぎる
AIは誇張を嫌います。事実と体験が伴わない表現は逆効果。
媒体ごとにキャラを変えすぎる
人間にはウケても、AIには混乱要素となります。
“売るためだけ”の情報設計
短期CV特化は、AI評価を落とします。
これからのブランドは「AIと共存」する
重要なのは、AIに答えを求めないこと。
そして、AIに仕事を取られることもありません。
AIを正しく理解できれば
誠実に設計させれば
一貫した思想を詰め込めば
最強の営業マンになります。しかも24時間、無給です。
AIが後押しするブランドの条件
AIが「このブランドは勧めていい」と判断する条件は、極めてシンプルです。
嘘がない
一貫している
実体験がある
第三者評価とズレていない
情報が循環している
つまり、良いブランドほどAIに好かれる時代が始まっています。
まとめ
AIは“ブランドの真価”をあぶり出す
AIはブランドを盛ることができません。だからこそ、本質が評価される時代になったとも言えます。
派手な広告より、一貫した思想
短期的なCVより、長期的な信頼
AIは、これらを冷静に見ています。そして、その評価はユーザーの意思決定に静かに影響を与え続けます。
今回の記事があなたのビジネスの参考になれば嬉しいです。
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