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執筆者の写真saygo

「あったら良いな」の想いを込めた提案書


やはりゴールデンウィークになると友人や知人のSNSには、楽しそうで賑やかな雰囲気の写真が多く投稿されています。

そんな僕も、今週後半からは地元で楽しもうと計画を立てながら事務関係のお仕事をこなしている今日です。

GWに入る直前には、30〜40分しか経っていないと想っていたら、3時間も経っていた中身の濃い新規Webサイト制作のご相談&打ち合わせもさせて頂いていました。

その時に予算やお見積りの話も出て、その辺りも私たちがどうやっているか、お話もしました。このお見積り書の話をすると大体7〜8割の方が驚かれることがあります。

私たちの見積り書には予算だけでなく、次のことを盛り込んでいます。

・予算金額

・サイトマップ

・問題提起、現状分析

・問題解決策のご提案

・コンセプト

・トンマナ

・リリース後、1年間の運用計画

そう、見積書というよりは企画書に近い形式をとっていると想います。だから私たちは見積書のことを【見積り提案書】と呼んでいます。

当然、こちらを作成する前にはしっかりと制作ご依頼者様のヒアリングを行います。

この見積り提案書の中でも特に、トンマナとリリース後1年間の運用計画に驚かれる方が多いです。ほとんどの方がそこまでは予想していないみたいです。

私たちは、他の制作会社様や事務所様がどのような形式や手法をしているのか全く知りません。ビジネスサイトなどを見ているとそれぞれ課目のテンプレートをよく見かけますが、それぞれが独立していて多くの書類を用意しないとダメなのかな、と想ってしまいます。

だから自分たちがどのような見積書や提案書だと解りやすいかということを考えました。

ただ金額だけが載っているのでは返って不安になるし、問題提起や解決策だけでは「実際の費用は?」と、また不安になるし。創ってもらった後はどうすればいいんだろ?といった疑問もでてくるだろうし。

じゃあ、全部盛り込まれていた方が良いだろうな、解りやすいだろうな、と想ったからぜ〜んぶ、盛り込むことにしたんです。

それでもページ数にすると7〜8ページ。それほど多くはないでしょ?多いかな?

そしてここで、多くの方が言葉だけでは「?」となるのがトンマナだと想います。

広告やデザイン、クリエイティブな業界ではほとんどの方が知っているトンマナですが、関係のないお仕事をされている方には耳慣れない言葉だと想うのでご説明しようと想います。

簡単にいってしまえば、お客様の趣味・嗜好を指す表す仕様書です。

例えば一言に「格好良いイメージ」といっても個人によって思い描くイメージは様々ですよね。クライアントの想い描くイメージをきちんと確認し把握していないと、全く違ったものを制作してしまう可能性が十分にあります。

イメージからくるビジョンの仕様、例えば写真の使い方とか文字の種類。またトップページから始まるそれぞれ個別・下層ページ構成の統一した構成・レイアウト。それこそトンマナといった言葉から想像しやすい色のこともあります。どういった色をメインに使い、それに対する配色の仕方、色の濃度なども決めます。

それほどこのトンマナは、Webサイト(に限らずどの広告販促デザインにも)制作にとって重要なポイントとなります。


依頼した案件で、どのような形で仕上がってきて、どのような方向性で今後の利用や活用なのかが解ったほうが、誰でも安心できると想います。

こんなのがあったら良いな。良いだろうな。

との想いを私たちは私たちの見積り提案書に、そしてお客様の想いも込めて創っています。

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