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成果を得やすくなるSNSマーケティングの基本を解説



SNSマーケティングとは、人気のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用してユーザーとコミュニケーションを行うマーケティング活動のことを指します。その目的は、

  • 自社ブランド理解の促進

  • リピーターの獲得

  • リポーターのファン化

  • 製品ロイヤリティの向上

と様々です。そのため、それぞれSNSの特徴を理解して最適なサービスでのマーケティングを行う必要があります。


SNSの普及によりユーザーも企業もSNSを通して情報発信が気軽にできるようになったことから、ユーザーと繋がるための新たなチャネルとして企業やビジネス視点から大きな注目を集めています。事実、SNSマーケティングを導入している企業は年々増加しています。さらに、ユーザーによる口コミによってポジティブな共感が生まれやすい傾向が強いため、自社の認知拡大やイメージアップ、売上増加が見込めるのも特徴です。




SNSマーケティングの重要性

実は、ここ2〜3年で企業/ビジネスのSNSの利用率が急増してきています。

総務省が2019年に発表した「平成30年通信利用動向調査」によると、企業のSNSの活用・利用率は前年比で10ポイント以上利用率が増えている業種もあり、SNSマーケティングへの注目も高まっていることが分かります。


ここ数年で一気にSNSマーケティングに注目が集まってる理由として、ユーザーのSNS利用率が高まっていることが挙げられます。総務省が2021年に発表した「令和2年通信利用動向調査」の調査結果を見ると、全ての世代で個人のSNS利用率が高まっています。

「若い世代が楽しむもの」と思われていたSNSですが、40代以降の高い世代にもSNSが浸透しています。実際に、私の両親も70代ですがFacebookやLINE、YouTubeを使って情報収集を行ったり、友人とやりとりをしています。年配層だけでなく、小学生のSNS利用率も+13ポイントと大きく増えています。

SNSが日常生活に深く根付いており、あらゆる世代へのマーケティングにおいてもSNSが欠かせない存在となっています。




SNSが情報収集源

これまでは情報収集する時はGoogleやYahoo!などの検索エンジンで調べることが一般的でしたが、今ではSNSで情報収集をすることが多くなり、一般化している傾向が強くあります。レジャーやグルメなどは特に顕著に強い傾向があります。


今ではSNSでの情報収集だけでなく、SNSの影響で商品を購入する人は多くいます。商品を購入する際にSNSの情報に影響を受けると回答した人は51%と高い水準になっており、SNSが商品購入する際の重要な判断材料となっていることが分かります。ちなみに、SNSから受ける影響度合いですが、「かなり影響を受ける」と回答した人は7〜8%、「まあまあ影響を受ける」と回答した人は43%にもなっています。


商品購入に、SNSでの口コミを参考にするといったプロセスが一般的になってきています。さらに、Instagramに見られるように、ECサイトとしての機能を追加して、今後はSNSがECサイトの役割も持って、企業とユーザー双方にとって重要なプラットフォームとなっていくことも容易に予想されます。




SNSマーケティングのメリット

SNSマーケティングには数多くのメリットが存在します。

主なメリットとして、

  • 認知度拡大

  • ブランディング効果

  • 情報伝達のスピード

  • ロイヤリティ向上

  • 広告コスト削減

を挙げることができます。


■認知度拡大

SNSマーケティングを行うことにより、商品・サービスの認知度を向上する効果があります。SNSの拡散力を活用することで、Webサイト以外の認知経路を獲得し増やすことができるため、消費者の購買行動を促しやすくすることができます。


■ブランディング

SNSマーケティングに期待される最大の効果やメリットは、ブランディングです。

ブランディングとは、自社やビジネス、商品が持つメッセージやストーリー、ブランドの世界観を伝えるための活動です。SNSへ定期的に発信・投稿することでユーザーとの接点回数を増やすことにより、認知を広め、より深いコミットメントを構築し、カスタマー・エクスペリエンスの向上を図ることができます。具体的には、

  • 偶然、自社の製品が目にとまったとき「買ってみようかな」と思ってもらえる

  • ブランドの世界観やストーリーが製品の付加価値となり、競合よりも魅力的に受け止めてもらえる

  • 複数の商品購入の検討時に真っ先に自社の製品を選んでもらえる

  • ブランドがより身近なものになり、友人や家族に語ったりオススメしたくなる

といったように、ユーザーの中で自社の優位性を高めることに期待できます。こうしたブランディング戦略の成果を、SNSマーケティングの主要な目標として位置付けることが、SNSマーケティングの成功に欠かせない要素となります。


■情報伝達のスピード

SNSマーケティングは、情報を周知することに関して圧倒的な効果を発揮します。

従来の情報伝達と違い、情報や投稿をリアルタイムで発信することが可能です。そのため、情報伝達のスピードが速いだけでなく、ユーザーの反応や結果を素早く確認し収集することができます。企業が発信したい情報を自由自在に独自の表現で、ユーザーに対してきめ細かく丁寧な情報発信がいつでも出来ます。


■ロイヤリティ向上

企業がSNSを通してユーザーと積極的に交流を持つことにより、顧客ロイヤルティの醸成に繋がることも特筆すべきメリットです。ビジネスロイヤリティとは、ユーザーが特定の企業や商品・サービスに対して持つ愛着や信頼のこととなります。

SNSを通して顧客ロイヤルティが高まることで、企業が発信した情報をユーザー自らが拡散したり、独自に発信してくれることに繋がります。そうなることでユーザーやリピーターが増えるだけでなく、コアなファンにもなってくれる結果になります。その顧客ロイヤルティの高いユーザー、ファンが増えることでLTV(ライフタイムバリュー)が向上し、売上に継続的に貢献してくれるようになります。


LTV
Life Time Value(ライフ タイム バリュー)の略で、「顧客生涯価値」と訳されます。 一人、あるいは一社の顧客が、特定の企業やブランドと取り引きを始めてから終わりまでの期間(顧客ライフサイクル)内にどれだけの利益をもたらすのかを算出したものです。


■広告コスト削減

SNSマーケティングは、企業にとって大変費用対効果の良いマーケティング手法の一つとなります。アクティブユーザーが多いSNSは、ほぼすべて無料で始めることができます。さらにSNS広告を出稿する場合、マス広告に比べて低いコストで広告を出稿できるメリットがあり、出稿した情報が計画通りに拡散すれば、広告費を下げることもできます。このように初期コストを低くして始められるため、費用対効果が高い施策展開が期待できます。




SNSマーケティングのデメリット

主なデメリットもご紹介します。


■成果までの時間

情報伝達や認知向上のスピードは上がりますが、直接の成果を得られるまでの時間はかかることが多いです。SNSマーケティングはコツコツとした長期的な運用が必須です。ただ、コツコツと長期的に得られた成果というのは下がりにくいといった特徴があります。


■運用の負担

SNSは無料で始めることができますが、発信や投稿の内容によっては、文章作成、画像/動画の作成・編集、分析などの業務が必要となってきます。それらの制作業務が運用とは別体系となるため、運用以外での負担が必要だということを認識しておきましょう。内製化の動きを開始した企業もありますが、やはり専門の制作・運用会社に依頼された方が好成果を生み出しやすくなります。


■炎上

SNSに一度投稿してしまった情報は、何らかの形式でデータがネット上に残ってしまうため、発信や投稿してしまった情報を完全になかったことにするのはかなり難しいです。そして、内容によっては「炎上」と言われる企業やビジネス、商品にとって不利益な情報になってしまいかねない事象に発展することがあります。この「炎上」を防ぐためにもWebリテラシーの理解はしっかりと持っておく必要があります。




SNSマーケティングの始め方

SNSマーケティングはSNSに単純に投稿するのではなく、戦略に基づいて活用していく必要があります。この戦略において重要になってくるのが「目的」です。SNS(情報や掲載内容)を見たユーザーにどのような行動をしてもらいたいかを考え、決めて、どのような内容をどのように発信するかを、作成することが大切です。


SNSマーケティングは、既存プロモーションでは賄いきれない部分を担うケースが多くあります。そのため、SNSマーケティングを通じて何を実現したいのかを明確にして、戦略と目的の基礎を確率しておきましょう。




SNSマーケティングの目標設定

そして、その目的を達成するためには目的までの指標(KPI)を明確にすることが最初の重要課題となります。この指標は企業やビジネス、商品サービスによって変わります。目的から何を指標とするかを見極めるようにしましょう。主な指標の例としては、

  • フォロワーの増加

  • 見られた回数

  • 反応回数

  • SNSからの経由数

などが挙げられます。これら指標を設定する際は、具体的な数値を設定します。具体的な数値設定をすることにより、目標が叶いやすくなります。そして、各SNSでリーチできるユーザー層は異なるため、各SNSの特徴を理解して最適なSNSやサービスで情報発信を行うようにしましょう。また、企業アカウントで運用する際は、ユーザーが検索しやすいキーワードを意識した投稿や、ハッシュタグなどを使用するとよいです。




さいごに

今回の記事が読んでくれた方にとって参考になれば大変嬉しく感じます。


企業がSNSを活用してマーケティングを行うことが一般的になりつつある今、SNSマーケティングの思考や視点の需要は高まっています。SNSの運用だけでなく、Webサイトとの連携やSNS広告の作成・運用、解析・分析と、Webマーケティングの一環としてSNSマーケティングを行うことがこれからはより一層重要になってきます。


ブランディング専門として、Webマーケティングの体制も整えている弊所にどんなことでも、気軽にご相談ください。次回は各SNSの効果的な運用法をご紹介いたします。


今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。