“会社ってやっぱり優秀な人がほしいですか?”
講師をしている先の生徒さんからこんな質問を受けました。ちょうど就活中の生徒さんもいれば、これから始める生徒さんもいます。自分のポートフォリオを作る中で、どれだけ自分のことをどのようにアピールすればいいのか、迷うことも多いと思います。そんな状況の中で出てきた質問だと思います。
確かに優秀に越したことはないと思います。
ただ、何が優秀なのか、どういったことが優秀なのかは様々だと思います。各会社さんによってそのあたりの考え方、感覚はまちまちだと思います。そこで僕たち、HS広告スタジオが思う『優秀な人』のポイントというか定義というか、その辺りを紹介しようと思います。
優秀な人の特徴
僕たちのような専門色の強い仕事の場合、どうしても専門的なスキルや知識を持っている人が「優秀」だと思われがちになることは理解できます。ただ、スキルや知識だけでは補えない大切な部分があります。僕たちはその大切な部分を持っている人が『優秀な人』だと考えています。それは、
正直な人
素直の人
真面目な人
正直
「え?!」と思われるかと思いますが、「正直な人」は優秀だと思っています。分からないことは分からない、知らないことは知らないと正直に言える人はすごいです。背伸びせず、恥ずかしがらず、ありのままでいることは実は難しいことです。でも、ありのままでいると、物事を正確に見ることができ、物事を的確に判断することができるようになります。正直でいると周りの光景(状況)がクリアになって、間違った判断を起こしにくくなります。
素直
「素直の人」も優秀です。具体的な例として、ちゃんと挨拶ができる人です。
おはようございます、ありがとう、ごめんなさいなど、自分の感情を偽ったり隠したりせず、そのまま言動に表すことができることは当たり前なようですが、難しいことです。難しいですが素直でいると、自分を偽らず、誇らず、自分らしくいられて、印象も良くなります。
また素直な人は、他人のアドバイスにも耳を傾けることができます。だからこそ成長速度が早いです。参考になる1つの意見として聞き入れることができている証拠です。
真面目
そして「真面目な人」も優秀です。真面目な人は責任感が強く、コツコツと計画的に行動できる人が多くいます。また、自分に厳しい傾向があるため、努力を惜しまない一面もあります。そのため、ゆっくりでも確実に成長できる人がほとんどです。成長できる喜びを知る・実感できるようになると、その喜びや楽しい感覚は周りの人にも好影響を与えることが多くなっていきます。
ただ、真面目すぎる場合、裏表がなく冗談が通じないなどの面もあるため、格式ばったことだけでなく、楽しいことも思い浮かべながら働くと、より良い結果に繋げることができるようになります。
本当に必要な素養
正直・素直・真面目、なだけでは仕事にならない。仕事に必要なスキルや知識も必要。
なんて声も聞くことはありますが、スキルや知識だけでも仕事はできません。周りにいる人たちとコミュニケーションをとりながら働き、仕事を進めていくことがほとんどです。その『コミュニケーション』に本当に必要なこと(=素養)が『正直・素直・真面目』です。
だから、仕事をする上で大切であり、必要な素養である『正直・素直・真面目』を持っている人が『優秀な人』だと思っています。
「教える」の真の意味
もし、仕事に必要なスキルや知識が足りていない人がいるのであれば、それは上司や先輩が教えてあげればいいだけです。それまでに得たスキルや知識を教えてあげればいいのです。『優秀な人』は、教えれば教えただけ吸収し、成長してくれます。それは先の「優秀な人の特徴」で解説した通りです。
上司や先輩の仕事(=役割)の中には、教育もあります。部下や後輩が知らないとか、解らないといった状況の時はきちんと教える義務が上司や先輩に、そして会社にもあると思っています。教えてこそ、人財が育ちます。そして教える立場の人間も、教えた分だけのインプットが必要だと感じるため、自ら勉強し成長しようとします。教えられた人だけが人財とはならず、教えた人の側も人財としてなっていく土壌が社内にできていきます。
さいごに
会社にとって必要な人の獲得。でも本当は獲得するのではなく、
仕事したい
働きたい
そう思ってもらえる会社にしていくことが、大切であり、本来行なっていくべきことだと考えています。優秀な人は獲得するのではなく、優秀な人が育つ会社となるような行動指針を設けてこそ、会社も人も成長していくと考えています。
あ、あとユーモアのセンスもあれば言うことなしですね!最強な人財になると思います。HS広告スタジオなら即決定です!
今回の記事が、読んでくれた方の参考になれば嬉しく思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。