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  • 執筆者の写真saygo

Googleアナリティクス データ保持の件


今現在、数多くのWebサイトやホームページ、ブログのアクセス状況は、それらの管理者がGoogleアナリティクスで管理していることが殆どだと想います。


そういった中、先日、Googleからこういった案内メールが届きました。

【ご対応ください】Googleアナリティクス データの保持と一般データ保護規則に関する重要なお知らせ

内容としては、Googleアナリティクスがデータ保持設定というのを導入しました、との内容。

どういうことかというと、(デフォルトで)26ヶ月で保存データが消えるように設定されるので今まで通りデータを残したい場合は自分で設定し直してください、ということです。Googleアナリティクスをご自身で利用しているとか、クライアントの管理で使用しているという方は設定変更しておかないとデータが消えてしまいます。26ヶ月より前のデータも残したいという場合は設定変更しておきましょう。

特にお客様のサイトやホームページを管理している方は忘れずに、そして5月23日までには設定変更をした方が良いです。

というのもGoogleからのアナウンスでは、2018年5月25日以降、とありますが設定変更して反映されるのに24時間かかります。25日には既に変更されます。じゃや24時間前だから24日中に、と思いがちですが24日にしちゃうとその24時間後、というのは25日にまたがっちゃうので23日までに設定変更した方がよいです。

まあぶっちゃけ、早く対応した方が無難です。

データ保持期間の設定方法はもう既に多くの制作会社様から説明されています。そしてGoogleの公式ページ🔗でも説明されているので今更、な感じになってしまいますが、さらっとご説明します。

Googleアナリティクスの管理画面にログインし、


「トラッキング情報」→「データ保持」と選択していきます。


そして入ったページから、「ユーザーデータとイベントデータの保持」をクリックすると保持期間を選択できます。


デフォルトは26ヶ月となってますので、ご自身で必要な期間に変更します。 保持期間が終了すると、月単位で自動的に削除されてしまいます。設定した期間分しかデータは残らないということです。必要な期間、と言いましたが、今までのデータをすべて残しておいた方がWebサイトを運用・活用していく上で無難かと想うので「自動的に期限切れにならない」を選択することをオススメします。

そして今回、 データ保持規制はEUに子会社や支店、営業所などを持つ日本企業も影響を受けます。

今回のGoogleアナリティクスの仕様変更はEU一般データ保護規則(GDPR)に対応するものです。もしEC圏内にそれら子会社等を持っている場合はデフォルトの26ヶ月のままか、規制事項を確認・把握した上で期間を選択してください。

同じページにある新しいアクティビティをリセットという項目は、デフォルトで「オン」となっています。 これは特定のユーザーからの新しいイベントが発生する都度、ユーザー識別子の保持期間をリセットするのかしないのか、といった内容の設定となります。この部分は特に気にすることはないと想いますので、デフォルトのオンのままで大丈夫です。

GoogleアナリティクスはWebサイトやホームページ、ブログを運営し活用していくのにとても役立つツールなので忘れずに変更して、効果を得やすいように利用していってください。

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