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ソーシャルメディアとSNSは全くの別物、というお話

更新日:3月2日

ソーシャルメディアとSNS、聞いたことがある人の方が今では多いと思います。日常的に使っている人もいると思います。どちらも似たような言葉ですが、実は別物であることをご存知でしょうか。同じものだと考える人が多くいますが実は全くの別物です。


それぞれの特性や目的はまったく違っています。普段、SNSを利用している多くの人が知らないソーシャルメディアとSNSの違いを今回、紹介していきますね。




歴としたメディア

時代の変化と共に情報発信の手段は場所を選ばず多様化しており、今では誰もが、小学生でさえ手軽に情報発信をすることができます。その情報発信のツールとして多く用いられるようになったのが、ソーシャルメディアです。

ソーシャルメディアというのは、名前にもあるように(新しい)メディアの一つになります。メディアと聞くとテレビやラジオ、雑誌などをイメージする人が多いですが、ソーシャルメディアはインターネットを介して、人同士の情報流通を元としたメディアのことです。「万人が参加できる双方向発信のメディア」を意味しています。





ソーシャルメディアの一つ

他方のSNSは、ソーシャルネットワーキングサービス(social networking service)の頭文字を取ったものです。 インターネット上で、共通の話題や趣味を通じて交流するネットワーク型サービスやWebサイトのことを指します。基本的に無料会員制のものが多く、自ら登録できるサービスや、友人や知人から招待を受けて会員になるものもあります。そして、「友達リクエスト」「フォロー」などを相互にし合い、コミュニケーションのネットワークを構築していくことが、特徴として大いにあります。




ソーシャル (social: 英語)
《「ソシアル」とも》多く複合語の形で用い、社会的な、社交的な、の意を表す。「ソーシャルクラブ」
引用元: 大辞林第三版より




ソーシャルメディアって?

1. 情報発信が目的


小学生のうちからYoutuberを目指すという子供が増えてきていますが、そのYoutuberやブロガーの人たちがソーシャルメディアを利用する目的はほとんどが情報発信になっています。発信方法はそれぞれで違いますが、共通している目的としては、気軽に自分のことを発信できて、自分に共感してくれる人をこれまで以上に見つけることが容易なったということです。

2. ファンとの距離が近くなる


マスメディアの場合では、その情報発信先にファンがいることを実感することはなかなか難しいです。しかし、ソーシャルメディアの場合は「いいね」ボタンでの可視化やコメントなどでファンの反応を実感することができます。自分の考えや好きなことに対して共感してくれる人の存在を実感できる、ファンとの距離が近くなる、これらこそがソーシャルメディアの特徴となります。


3. 拡散が十八番


ソーシャルメディアは、テレビやラジオなどのマスメディアと違い「クモの巣」状に情報の発信者と受信者が繋がっています。そのため情報の受信者は、同時に情報の発信者にもなり得て、その相互作用により「拡散」が起こることが最も大きな特徴となります。




SNSって?

一方のSNSは、人と人の社会的な繋がりを、様々な機能を提供して促進する会員制のオンラインサービスのことを指します。ソーシャルメディアの内の1つと紹介しましたが、その中でも特に個人間のコミュニケーションに重点が置かれています。


ソーシャルメディアの場合、人同士のやり取りがどうしてもオープンになりがちとなっています。そのため、クローズドな交流をするために作られたのがSNSとなります。


1. コミュニケーションが目的


「自分が持っている、知っている情報を広めたい」「友人を増やしたい」という目的で使用している人がほとんどです。自分が自分のこと(情報)を発信することにより、新しい繋がりが生まれ、新しいコミュニケーションネットワークを作ることで、価値観の共有や、共感してくれる仲間、友人を作ることを目的としていることは多分に存在しています。


2. 連絡手段


電話をすると通話料がかかってしまう。メールでやり取りをするにはタイミングが合わないと時間が多くかかってしまいます。しかしSNSの場合は、基本的にネット回線さえあれば通話もメッセージも好きなだけ無料で送ることができます。時間やタイミングが合わないような時は、事前にしっかりと相手の都合などを聞くことが容易にできるのもSNSの特徴となっています。



なぜソーシャルメディアとSNSは混同されやすいのか?

なぜ多くの人がSNSとソーシャルメディアを混同してしまうのでしょうか。それは、SNS(の機能)にソーシャルメディアの要素が加わったことが原因として挙げられます。

例えば、最も多くのユーザーを抱えるLINE。LINEも最初は友人同士のコミュニケーションが主流でした。しかし時代とともにタイムラインという機能が追加。このタイムライン機能の追加が、SNSとソーシャルメディアを混同してしまうきっかけとなっています。


Twitterの利用の仕方


実は、世界一Twitterの利用者が多い国が日本だということ、知ってますか?広報や広告などのツイートをする人や企業が増えていますが、ツイッターが誕生した当初はまさにその言葉の語源通り、利用者のちょっとしたつぶやきが溢れていました。

Twitterの語源:

tweet/意味は囀り、興奮、無駄話し

これらが転じて、呟きという日本語にも変換


当初は「つぶやく」感じのツイートが多かったのですが、ここ1〜2年ほどで、ツイートで友人と会話をするような感覚で、コミュニケーションをとる人もいます。この使い方をする人が意外と多く、ツイッターを連絡手段として使っている人もいます。その結果として、本来はソーシャルメディアの一つであるツイッターを「SNS」と考える人が増えて、結果的に混同してしまったということが見受けられます。





ビジネス視点

ソーシャルメディアとSNSの違いが分かったかと思いますが、ビジネスにこれらをどう使ったら良いのか、は大きな差はありません。SNSもソーシャルメディアユーザー数が増えてくると、集積するデータの量は莫大なものとなります。いわゆるビッグデータと呼ばれるものです。


ユーザーの行動履歴や反応などの分析や解析などをして、フィードバックを得ながらサービスや情報発信の仕方を改善し、より良いサービスや商品を開発し、さらに多くのユーザーを獲得するというサイクルを確率していきます。その分析や解析ツールとして、僕たちはGoogleAnalyticsを活用しています。


蛇足かもしれませんが、SNSではないGoogleも検索サイトだけではなく、メールやストレージなどを一つのアカウントで利用できるよう、サービスを展開しています。


主なものとしてGoogleマイビジネスがあります。

https://www.google.com/intl/ja_jp/business/


他の自社サービスに誘導して、ユーザーから様々なデータを集めて、さらなる機能改善やマーケティングに活用することを主な目的としています。これはGoogleのような大企業ではなくても、中小企業でも大いに導入できる施作です。




さいごに

ソーシャルメディアをマーケティングの戦略として練る時には、ソーシャルメディアの種類や、利用する人の目的と特性をしっかりと見定めて、作成し運用をしていきましょう。そうでないと、目的に達することは至難だし、期待した広告効果すら得ることは難しくなります。

ソーシャルメディアやSNSを効率的に活用し、使用する先の目的を叶えるためにも、それぞれの特性を正しく理解して、取り入れましょう。


今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。