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執筆者の写真saygo

成果が出やすくなるLP(ランディングページ)の創り方と運用法

更新日:2023年5月11日

集客に大いに役立つランディングページ(以下、LP)。


LPは、一般的にWeb広告をクリックすると表示されるページを指します。集客に大いに役立つWebページとなるため、売上にも大きな影響を与えます。そのため、ユーザーの興味や関心を引き出し、お問い合わせ、資料請求、注文などの行動を起こしてもらう工夫が必要となります。そして売上や集客効果を最大化するために、自社・事業の仕組みに適した有効なLPの運用方法を行い続ける必要があります。


今回、LPの基本的な部分と成果を出しやすくする創り方・活用法をご紹介します。




LPの役割・目的

ご存知の方も多いと思いますがLPの役割・目的は、ユーザーの行動を喚起することとなります。Webサイトへのお問い合わせや資料請求、商品の注文、申し込みなどが解りやすい例となります。さらにLPは、検索連動型広告としても重要な役割を持っています。検索連動型広告とは、検索キーワードに関連する広告が表示される仕組み。つまり、ユーザーが興味や関心を持ちやすい(既に持っている)広告が表示されるため、クリックされやすいという特徴をLPは持っています。


たとえ興味を持たれやすい広告でも、遷移先のコンテンツが解りづらいとユーザーは離脱します。その離脱を防ぐのもLPの役割です。LPを活用して、ユーザーの知りたい情報や興味・関心事を最大限にまで引き出し、成果を出していきます。




LPの種類

LPは目的によって次の2種類に分けることができます。


1ページ完結型LP

1ページに1商品(サービス)を掲載するLPのことを言います。自社オリジナルの商品を売りやすいという特徴があります。化粧品やダイエット商品などターゲットが明確な場合で、ニーズが既に高い商品は非常に効果的です。また、ユーザーの離脱を防ぐため、他コンテンツへのリンクを貼らないことが基本となります。1ページの中にキャッチコピー、商品訴求、メリット、他社との差別化などの情報を取り入れて、商品またはサービスの購入まで誘導することを目的とします。

 

記事型LP

名前のとおりWebメディアの記事のような、読み物型のLPです。多数の商品やサービスを取り扱う場合に、各コンテンツそれぞれのページへの誘導を目的としています。噛み砕いて説明すると、“SEO対策によって上位表示するためのまとめ記事”。そのため、文章で構成されることが多く、自然な形で商品・サービスを紹介でき、広告色を出さず購読意欲を高めることができるのが大きな特徴となります。





成果を出しやすくなるLPの創り方

ここから少し具体的に成果を出しやすくするLPの創り方のポイントを、大きく分けて4つ、ご紹介します。


ターゲットと目的が明確か?

Webサイトを作る上で重要ポイントとなる「ターゲット」と「目的」。LPはWebサイトと比較しても特に「どんな人に、何を訴求し、どうしてほしいか」を明確にする必要性があります。

 

僕たちを例に挙げると ・中小企業(の担当者)に ・制作後も、運用から管理、更新まで一括して任せられるWebサービスを訴求して ・問い合わせてほしい

 

といった具合になります。

これが明確でないと、LP自体の意義が無くなってしまいます。また、「どうしてほしいか」は具体的に明示することがとても重要です。予約なのか、購入なのか、相談申し込みをしてほしいのか、参加申し込みをしてほしいのか。このようにユーザーに「何をしてもらいたいのか」を具体的かつ解りやすく、記載することが大事です。これはWebサイトにも言えることとなります。



ユーザーが納得する情報はあるか?

ターゲットと訴求ポイントが決まれば、そのターゲット目線でターゲットが納得するコンテンツを記載(発信)することが重要です。何が売られているのか、料金は提示されているか、誰が作っているのか、競合と何が違うのかなどです。しっかりとユーザー目線で考え、納得してもらう。そして、そのように伝えられているか(記載されているか)。LPは、そういったコンテンツが順序よく綺麗に構成されています。ユーザーが自分事として読んだり見たりすることが出来るかが、LPの成果に大きな影響を与えます。



購入後のイメージが沸くか?

これはLPならではの項目です。LPでは通常1つの商品やサービスの為に制作されます。その商品を購入し利用することで、「具体的に何(誰)がどうなるのか」ということを明確に案内してあげてください。解りやすい例として、Webサイトにある「お客様の声」のように、購入した人の感想が聞けるような仕組みです。



読みやすい・見やすいコンテンツになっているか?

いくら良質な内容のコンテンツでも、読みづらかったり見づらかったりでは、ユーザーは離脱してしまいます。例えば、読みやすいとされる記事の文字数は1500文字前後が適切です。さらに文章ばかりでは訪問した瞬間に重たい印象を与えてしまいかねないので、画像やイラスト、図や表などを適度に配置して、ページの長さを感じさせることなくスムーズに読んでもらえり工夫をしましょう。




成果を出しやすくなるLPの運用法

成果を出しやすくする創り方をご紹介しましたが、創っただけでは成果を実感することはできません。創り方プラス、適切な運用も必要です。取り入れやすくて効果的なLPの運用のポイントを3つ、ご紹介します。



1. リスティング広告を併用

リスティング広告とは、インターネット上に掲載するWeb広告の一種です。


リスティング(=listing)→英語で「一覧を作成する」

日本では主にビジネス用語として「一定条件に沿ってデータを抽出する」という意味で使用されています。このことからリスティング広告とは、無差別ではなく一定の条件下で特定の層に対して掲載するWeb広告を意味しています。検索結果で表示される広告枠に掲載するため、クリック(タップ)される率は比較的高くなります。そのため、リスティング広告のリンク先としてLPを制作するケースが多くあります。またLPは、リスティング広告だけでなく、SNS広告など他のWeb広告も併用することにより、訪問率を高くする成果も望めます。


ただ、リスティング広告のリンク先として、必ずしもLPを制作しなければならないわけではありません。取り扱う商品・サービスに合わせて既存サイトの方が、リンク先として最適な場合もあります。

赤枠内が主なリスティング広告の例となります。


2. GoogleSearchConsoleの活用

GoogleSearchConsole(グーグルサーチコンソール)とは、Googleが無料で提供している計測ツールです。検索結果画面での表示の仕方やサイトエラーの有無など、自社サイトに関する内容を確認できます。さらに大きな特徴として、ユーザーがどのキーワードで検索しているのか、表示される時はどのように表示されたかなど、サイトのアクセス前のデータを取得できます。データを確認・取得することにより、SEO効果の検証や改善案の発見が可能となります。


さらに、流入検索キーワードを知ることで顧客(見込み顧客)の真のニーズや、自社サービスに対しての需要を知ることが出来るため、必要なコンテンツを把握・作成することが可能となります。


知っている方も多いと思いますがよく似たツールとしてGoogleアナリティクスがあります。GoogleアナリティクスはWebサイトにアクセスされた後、Googleサーチコンソールはアクセス前の問題点を確認できるためWebサイトへのアクセスを計画的に増やしたいといった場合は、Googleサーチコンソールの導入が適しています。



3. Webサイト内への設置

LPは直帰率が高くなる傾向があります。その直帰率を低く押させる方法として、Webサイトに組む込む方法があります。組み込むことで直帰率を抑えて、コンバージョンが高くなることが期待できます。自社でWebサイトを運営しているのであればLPを組み込んでみましょう。他のページにもアクセスしてもらえて結果的に、費用対効果が良くなる事例もあります。LPを組み込みことで、SEOに強いWebサイトへと成長していくことが期待できるようになっていきます。




さいごに

Web上では実際に手に取れる商品やサービスは無いため、「品質は大丈夫かな?」「信頼できるか分からない」等、色々な不安要素を持たれてしまうことは多くあります。そんなユーザーの不安を解消するために、その商品やサービスを購入することで「何が良くなるのか」「何が改善されるのか」などを画像や文章で丁寧に説明することが非常に効果的なLPとなります。


目的に沿ったLPを作成することは一時的な売り上げアップだけでなく、ファンにもなってくれる顧客の獲得にも繋がっていきます。ぜひ当記事で挙げたポイントを意識してみてください。そしてあなたのLP作成の参考になれば嬉しく思います。


今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


 
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