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執筆者の写真saygo

採用サイトが持つ効果|ブランディング強化に繋がる作成方法

更新日:2024年5月25日/投稿日:2022年3月3日

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多くの求職者が就職活動に必要な情報を採用サイトから集める割合は非常に多くなっています。そして企業が求人を行う方法は主に、

  • 自社の「採用サイト」を利用する

  • 求人媒体に求人広告を出す

の2つになります。


採用サイトとは文字通り「採用を目的としたWebサイト」となり、このサイトにはいくつか種類があります。主なものとして次の3つがあります。


1. 他社が運営している求人サイト

2. 自社コーポレートサイト内にある採用ページ

3. 自社採用専用の採用サイト


一般的に、3番の自社採用専門のWebサイトを採用サイトと呼び、他社が運営している求人サイトは求人媒体と呼びます。


ここで疑問に思う人が多いこととして、2番の自社コーポレートサイト内にある採用ページと、3番の自社採用専用の採用サイト、これらの違いは何で、どちらが良いのか?ということです。結論として、独立した自社の採用サイトを持つ方が良いです。


理由は、ターゲットを求職者に絞ることができるからです。「当たり前じゃん!」と思う方、ちょっと待ってください。この『当たり前』が実はとても重要になるのです。御社のブランディングにとっても、採用の成果(実績)にとっても、重要です。




目的に特化したWebサイト

通常、コーポレートサイトは取引先、株主、従業員、見込顧客などあらゆる関係者に向けて作成します。そして、そうなるためのトンマナがサイトに適用されます。そのため、採用のために向けたメッセージをサイト内に設置しづらいといった実情があります。


他方、採用サイトの場合はシンプルに、自社に興味を持っている人を対象に特化して作成します。掲載するコンテンツ(採用情報)だけでなく、デザインなども求職者に好まれるように雰囲気を変えて作ります。コーポレートサイトと区別することで求職者のための、採用サイトでしか得られない多くのメリットを記載することができます。



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採用サイトを持つメリット

■ 自由に求人情報を記載・発信できる

求人サイトではデザインや文字数・写真の掲載枚数などに制限が設けられていることがほとんどです。そのため企業独自の特徴が出せないことが往々にしてあります。


反面、採用サイトでの採用活動は、サイトのデザインや記載方法などは自社独自で表現でき、自社の強みやイメージなどを明確に、そして正確に伝えることができます。多くの求職者が知りたい情報の中に、実際に働いている人の言葉「社員インタビュー」や、「社長メッセージ」を写真や動画で掲載し、企業に関する情報を詳しく丁寧に伝えることで、同業他社との差別化を図ることが可能です。



■ ほしい人財が来やすくなる

採用サイトで「実際の仕事内容」や「キャリアパス」などをしっかり伝えられれば、求職者に具体的なイメージを持ってもらった上で面接を設けることができます。採用したい会社と応募したい求職者の相互理解が深まる結果となることにも繋がります。いやゆる、

・こんなはずじゃなかった

な結果にはなりづらいです。


そのため、応募してほしい理想的な人財を確保しやすいといったメリットがあります。そして、求職者にとっても働きたいと思っている理想的な会社を見つけやすくもなるため、入社後の人財育成の大きな負担がかかりません。



■ 採用コストを下げることができる

採用に至らない人材との面接は大きなコストとなってしまいます。求人サイトを見てエントリーを検討している人が、採用サイトを見て「やっぱり違う」となることはマイナスではありません。


会社が人を選ぶように求職者も会社を選ぶ時代です。「やっぱり違う」といったようなミスマッチを防ぐことは、会社にとっても求職者にとっても、採用活動の効率化に大きく貢献することになります。採用サイトは、そもそも採用に至らない人材のフィルタリング機能も果たします。



■ 多方面からの応募が期待できる

求人媒体は掲載期間を過ぎると掲載されなくなってしまいます。しかし採用サイトは一度作成してしまえば、採用サイトを閉じない限り求職者に見られ(検索され)やすくなるため、応募しやすい状態を保ち続けることになります。そして、採用サイトには有益な情報となる会社の強みや特徴が記載されているため、会社の資産となります。



■ SNSを活用した採用活動

求人媒体で採用活動をする場合の大きなデメリットとして、最初に求人媒体を検索しないと求人情報までたどり着けない、といったことがあります。これは求職者目線ですが、この目線=視点が抜け落ちている採用活動は多々あります。


しかし、採用活動を採用サイトにて行う場合、企業のSNSアカウントを有効に活用することが可能です。実際にSNSへ採用活動を投稿したり、Web広告を出稿して採用サイトのバナーを表示したりして、多くの求職者に企業の魅力をアピールします。結果として、自社に興味を持ってもらえるきっかけ作りといった、非常に有効性の高い採用活動となります。


魅力的な投稿ができれば求職者だけでなく、SNSユーザーに自社の投稿を拡散される可能性も高くなり、会社そのものを見てもらう(知ってもらう)ことにも繋がっていきます。



■ 採用ブランディングの向上

採用ブランディングとは、「この会社で働いてみたい」と思ってくれる「自社のファン」を増やすマーケティング手法のひとつです。採用したい人財を明確にしてブランディングすることで、ターゲットを絞った効率的かつ効果的な募集・採用を実現することが可能となります。


さらに企業の価値観と合う人財の採用により、社員定着率の向上に繋がることも多くあります。自社のファンとなり定着率が上がることで、本質的に大切となるインナーブランディングにも好影響を期待することができます。



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採用サイトの基本的な作り方

■ 求職者が求める情報掲載

自社の採用サイトを作る上で、発信する情報の精査が最も重要です。「この会社で働くことでどのようにステップアップ、キャリアップができるのか」といった、具体的なイメージを採用サイトに記載することで入社した後の働く姿を鮮明に持ってもらえるようになります。入社後に「イメージと違った」と早期退職に繋がるようなリスクを回避することにもなります。このように、採用ターゲットに合わせた情報を採用サイトで発信することで、希望する人財からの応募だけでなく、自社ターゲットとマッチしない求職者からの応募を避ける結果にもなります。


ただ注意したいことがあります。求職者から見て採用サイト内の情報が多すぎると、求職者が求めている情報が得られにくくなるため、採用サイトの効果が落ちてしまいます。あれもこれもと記載しないように、記載する情報量にも注意しましょう。



■ 写真にはこだわろう

求職者が知りたい情報の1つに、応募先会社の社風や文化など、会社の雰囲気があります。

  • 会社に早く馴染めるか

  • 長く働いていけるか

  • 職場環境はどうなのか

  • どんな社員さんが働いているのか

  • 勤務可能な服装はどんななのか

は求職者が抱える大きな不安要素です。これらの不安要素を取り除くための手法として写真や動画を設置することで概ね解決できます。そして、応募先がどのような会社なのかを深く理解してもらえるようにもなります。


会社の雰囲気を知りたい求職者のためにも実際に働いているところの写真をはじめ、社員さんへのインタビュー動画など会社の雰囲気はもちろん、魅力がきちんと伝わる写真や動画の記載は必須情報となります。




■ 動画作成の必要性

今、Z世代と呼ばれる世代には動画での採用活動は非常に有効となっています。動画を見て、応募したい会社を選んでいるZ世代の人は全体の83%にも登っているという報告もあります。また、一般的な写真や動画素材を使ってしまうと、他の採用サイトと比べて見劣りするだけでなく、見たことがある写真・動画となってしまい、せっかく精査して記載した情報のクオリティが低く見られてしまいます。


そのため「今の会社」を知ってもらうためにも、新たに写真や動画を撮影することをお勧めします。撮影する場合もプロのカメラマンに撮ってもらった方が断然、クオリティは高くなります。様々な効果が期待できる採用サイトは、ビジュアルにこだわって作成しましょう。



■ 分かりやすいエントリーボタン

採用サイトに記載した情報や動画などのコンテンツを丁寧に作っても、どこから応募していいか分からないサイトでは、得られるはずの応募数は減ってしまい、採用サイトとしての価値が低くなります。採用サイトの効果を発揮させるためには、応募ボタンをアンカーリンクで固定させたり、応募ボタンを目立つように作り込むことが必要です。


求職者が情報の獲得から応募にいたるまで迷うことない導線を作り、エントリーボタンの色や配置といったサイト設計が必須となります。




まとめ

採用サイトは企業が欲しい人財を獲得できる可能性が高まる反面、サイトの作成費用や時間はかかります。かといって、記載内容をしっかりと精査せずに「とりあえず作った」だけの採用サイトが多いのも事実として起こっています。


しかし、企業が伝えたいメッセージを求職者に直接伝えることができるのが、採用サイトの最大の特徴です。貴重な予算と時間を使って作成することになる採用サイトはぜひ、ポイントを抑えて作成をしてほしいと思います。


今回の記事を参考にして頂ければ嬉しく思いますし、法人から個人様まで幅広く実績のある私たちにご相談いただければ尚嬉しく感じます。


今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。




 

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